東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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以前にも紹介していた製品素材の説明資料。
今まで英語バージョンしかなかったのですが、ある若いスタッフが自主的に「ラオ語」にしてくれました!
本当は、別のスタッフにやらせようとしていたのですが、
自分のマネージメント力がまだ弱いためにうまく動かせないでいました。
そしたら、この若いスタッフの子の方が問題に気づき、率先してやってくれました。
大きな展示会が10月に迫っていたのですが、
おかげで、余裕をもってそれに間に合わせる形でいろいろな準備ができそうです。
自分や上司の考えなどをうまく汲んで、
実際に行動に移すところまでやってくれて、うれしい限りです!!
微々たるものかもしれませんが、少しずつこのスタッフには変化を与えられていたようで、うれしいです。そして、職場全体に関わる仕事に臆する様子はあったものの、誇らしさのようなものが見てとれました。また、商品の製造過程やPOP広告に、少し興味を持つきっかけにもなったようです。良し良し。
ただ、本来のターゲットにしていたスタッフへの人材指導は、まだまだ自分の至らなさを感じる場面が多いので、そちらは試行錯誤でまた頑張っていきたいと思います。
ラオスで発行されている日本語情報誌『テイスト・オブ・ラオス』。
なかなか手に入りにくいラオスの観光や旅行、生活情報について、フリーペーパーでその情報を得ることができます。
今回そちらのWebページで、活動先であるPMCを取り上げていただけました。
⇒ http://www.yyisland.com/yy/laos/item/6059
先日、ビエンチャンに行った折に機会をいただけ、その時のインタビューを基に素敵な記事にしてもらえました。
今回も人の縁でつないでいただき、関係者のみなさんに感謝です。
うちの配属先はもちろんラオスの良い所が、少しでも多くの人に知ってもらえる機会になればうれしいです!!
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テイスト・オブ・ラオス (Studio IKKYU)
Website:http://www.yyisland.com/yy/laos/
職場の仕事として、リーフレットスタンドを作っています。自前で。
こんな感じにリーフレットを入れます。
これが試作品の土台。
こればっかりやるわけにはいきませんが、小学校以来ではないかと思われる工作は楽しいですね。
きっかけは、配属先のあるスタッフの
「スタンド(brochure box)がないからリーフレットの配布(営業)ができない」という発言。
スタンドがないのと、配布ができないのがイコールになるのは全く理解できませんが、確かにあった方が、配布先にリーフレットを見える形で置いてもらえそうです。
で、そこで立ちはだかるのが「カネがない」「モノがない」という状況。
任地には、リーフレットスタンドなんて売っていません。
首都の製品も、高くて予算オーバーです。
これで、もうお手上げー、と言っていたら、活動が止まってしまいます。
前職からの私の考えですが、
その状況を踏まえて何とかするのが「ヒト」の力だと思っています。
そこで、いかにも協力隊っぽいことをやっているなぁと思いながら、自分でリーフレットスタンドを作ってみたのです。
まだ試作品のため見た目はいまいちですが、
写真やポスターのようなものを貼るなどすれば、少しは見栄えもするかと思います。
こんな感じに配属先の情報を載せてみたり、
何かデザインを考えてみたりしようとしています。
今さらですが、配属先のみんなに自分の名前を売るために(笑)
もちろん顔は覚えてくれていて、名前もなんとなーく知ってくれているのですが、
日本の名前が難しいらしいのと、自分のラオ語の発音が悪いのとで、いまいちみんな、私の名前を憶えていなそうでした(笑)
そんな状況でこのネームストラップ作戦は効果覿面。
みんな興味津々&その後、確実に以前よりも名前を呼んでくれるようになりました。
やっぱり、いまいち自信がないから、名前を呼ぶのを躊躇っていたようです。
私もラオ人の名前の発音に自信がないと、呼ぶのを躊躇ってしまうことがあるので、よく分かります。
今回のような名前だけの問題だけでなく、
口頭での意思疎通に不安があるとき、文字に残すと、記録・証明になって安心感が出るのかもしれません。
業務改善の指導でも、何か同様のケースがあるかもしれません。
何はともあれ名前をちゃんと呼んでもらえるっていうのは、うれしいですね。
前回ちょっと触れた、
営業のためのツールのひとつが「商品カタログ」です。
参考のPDFデータはこちら。⇒ダウンロード
昔もカタログはあったようなのですが、
私が来た時にはなくなっていたので復活です!!
PMCの母体のプロジェクトに2人の協力隊員がいらっしゃった時があるようなのですが、その方々はかなり精力的に活動されていたようです。その時の資料を参考にさせてもらいながら、私も活動しています。
まだ付け加えたいアイディアもあるのですがカタログは、初めて会うお客さんに商品を紹介するのにも役立ちますし、すでに既存のお客さんにもすごく興味を持ってもらっています。
そこで感じたのですが、現在の活動先の商品でも十分勝負できるのですが、今まではその良さを十分に伝えられていなかったようです。
というよりも、存在を伝えられていなかったようです。
今後の活動先の戦略では、何か画期的なものや複雑な仕組みよりも、情報を伝えるためのシンプルな手法こそがまずは必要だと感じています。
あまり複雑に考えるのではなく、
PMCの事業プロセスの基礎をより固められるような活動を今後も考えていきたいです。