東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ラオスの金曜日は「オークヘンガーン」と言って、
その組織に属する人たちみんなで労働奉仕(主に清掃活動)をすることが多いです。
私は技術発展、物質社会そのものは否定しません。
しかし、
経済開発とゴミなどの環境問題は、どうやら背中合わせにあることが多いようです。
世界はさまざまな要素が複雑に絡み合って構成されています。
経済開発が進めば、環境問題が同時に発生してしまうというような。
社会の物事は、複眼的に見られるようになってかないとなりませんね。
ひとつのものだけ見ていると、別の何かで起きている変化に気づかないかもしれません。
今回のようなごみ問題のケースで言えば、
急激な経済開発が進むと、環境教育以上のスピードで社会に物質が溢れてしまうようです。
もう古い言葉かもしれないですが、持続可能な社会のためにはどうあるべきか、を考えなければなりません。
また、環境教育以外にも、もっと根本から変える何かを探るのも手段のひとつになるかもしれません。
技術革命によってもたらされた問題なら、さらなる技術の進化でこの問題を解決できないものでしょうか。
・・・という、具体的にどうすべきかという意見もない
ちょっと丸投げな投稿。
ではでは。
よい週末を。
またまた土日を利用して、1泊2日の小旅行に行ってきました。
今回の目的地は、ルアンナムター。
ウドムサイからバスで3時間、
トレッキングや少数民族の村でのホームステイ体験ができることで、欧米旅行者に人気の街です。
しかし、私の目的は、
「何もしないでだらだらする」こと。
任地外に出て、敢えて何もしないという贅沢な時間を過ごすためだけに出掛けました。
まぁ。トレッキングやホームステイは、普段の仕事で体験しているようなことですからね。
しかし、いろいろあって計画は変わるもの。
現地の出会いもあり、いろいろなアクティビティを体験してきたので、このブログでご紹介します。
〇サイクリング
私の配属先では泥藍を使いますが、このレンテン族の村では「すくも」で染めていました。藍の種類は琉球藍ではないようです。
若い世代への伝承は途絶えつつあるそうですが、中国由来のレンテン族は漢字のような文字を筆記文字に使ってきたそうです。
特に何かあるわけではないですし疲れましたが、何とも言えない充実感がありました。
ルアンナムターのナイトマーケットは、ラオスの屋台料理が中心。
徒歩で行ったので汗だくになりましたが、なんか感動がありました。
〇食事
おいしいピザもあるらしいです。
〇その他
ルアンナムター周辺には、ゴムの木のプランテーションがそこら中にありました。
約24時間の短い滞在でしたが、
自転車のレンタル代だけでだいぶ楽しませてもらいました。
小旅行というのはふさわしくないくらい、いろいろ体験。
案内いただいた皆さん、構っていただいた皆さん、
ありがとうございました。
業務用にEMSの料金を調査したのとともに、
帰国の荷物の整理も進めているので、自分へのメモがてら、
ラオスのEMS料金をまとめてみました。
SALはないと聞いていたのですが、
価格表があったので、ラオスでもSALは使えるのかもしれません。
今年のピーマイに倍近くの値上げがあったので、
帰国の荷物を送るのにけっこうお金がかかってしまいそうです。
私の協力隊の職種は、コミュニティ開発(村落開発)。
もともとは途上国の対象コミュニティに対し、創業・事業化による収入向上の活動に携わりたいと思い、この職種を志願しました。
そんな私が考える開発の目的は、
「自分が手に入れたいという未来に、人々が自由にアプローチできる社会を作ること」だと思っています。
つまり、人々の自由が何らかの阻害要因によって達成できていない現状にあるならば、それを除去する手助けをすることが開発だと考えています。
たとえば、
貧しい農村に生まれた子供が、一生その農村で家業に従事することが運命づけられているとします。
これは、個人に自由がない(将来他になりたい職業が想像できない)世界だと思います。
もし、これが経済的要因にあるならば、
それを克服する手段を考えていくことが開発の役割です。
今の私の活動のように、
手工芸品・特産品の販売を通して、家計収入向上を目指すのもひとつのアプローチです。
そして、その子が都市に行ける自由(選択肢)をつくることが、効果として期待できます。
しかし、そんな時、よく質問されるのが、
「それによって都市にアクセスする機会が増え、人口が流出してしまう問題はどう考えるのか」という問題です。
これに対する私の考えは、
農村にそのまま住みたいという選択肢も取りたいと思えるような開発を行っていけばよい、というものです。
魅力的な街づくり、その土地のアイデンティティを残した開発、都市部との比較で満足できる収入源を確保できる開発。。。
そういったものが実際に達成できれば、農村にも人が残りたいという本当の「自由」がある開発が達成できるのではないかと思っています。
まだ単なる机上の論ですが、農村にそのまま住みたいと言える選択肢を作るのも開発なんじゃないかな、と思っているわけです。
最近、家で時間のある時には、
以前染めた草木染の綿糸を丸めて、小さなボールを作っています。
特に何かに使えるわけではないのですが、
PMCで天然染色のサンプルとして展示しています。
これ、意外に時間がかかって、
1個作るのに40~50分くらいかかります。
頭の中がもやもやしている時には、
なんかこれだけに集中できるので、頭がすっきりします。
最近、考え事が多いのか、