東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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ウドムサイ空港では、毎日ビエンチャンへの便が就航しています。
それを利用し、本来であれば、出張のために昨日ビエンチャンに行く予定でした。
しかし、天候不順の理由により、昨日、今日と2日連続でフライトはキャンセル。
雨はそれほど大したことはないのですが、雲が出てしまっているので飛行機が滑走路にランディングできなかったそうです。
その理由として、
ウドムサイ空港では、レーダーによるフライトの誘導システムがありません。
そのため、目視によるランディングになるのだとか。
というわけで、厚い雲がかかっているとランディングができなくなってしまうのです。
そういうわけで、空港まで行ったものの待ちぼうけ。
40kgの荷物(うち商品30kg)を持っての、自宅↔空港間の往復はそろそろ解放されたいです。
せっかくの首都滞在ということもあり、けっこうお客さんとのアポイントも入れてしまっていたので、残念です。
ただ、安全には変えられないですからね。
明日こそは飛行機が安全に飛んでくれることを祈っています。
※旅行者の方に
今の時期は乾季なので、雨が降ることは珍しいです。
しかし、ラオスの地方空港を利用する際には、同様の事態も想定されるので、移動には余裕を持った方がいいかもしれませんね。
みなさん、あけましておめでとうございます。
今年一年のモットー(心意気)は、これにします。
「我に七難八苦を与えたまえ」
別にPMCや自らの不幸を願うわけではありません。
自分たちの成長のために必要な苦難を受け入れ、それを乗り越えて成長していきたいという想いです。
1年超の協力隊の活動で役立ったものは、これまでの自分の人生の様々なシーンです。
何が役に立つかは分かりませんが、当時苦労していたことが、現在のシーンにつながっていることというのはよくあります。
最も分かりやすい例を挙げれば、前職の経験というのは、間違いなく今の自分を支えてくれています。
・700社以上の企業を見てきた経験。
・予定が溢れそうな中でのスケジューリング、段取り力。
・対外交渉を円滑にするための内部調整。
・等々...
もがき苦しんだこともありましたし、当時の自分が上記のすべてをパーフェクトにこなしていたわけではないですが、確実に今に活きています。
苦労したことというのは、自分の力になってくれているんだなぁ、と実感しています。
たとえば、
・これはあの兆候じゃないか、という勘。
・今回のようなケースは、こうした方がいい、という経験に基づく知識。
・今回もきついけど、あの時の方がきつかった、という自信。
どうつながっているかは、過去には想像しえないもので、その場面になってみないと分からいものだったりしますが、そういう瞬間は訪れます。
今の状況で言えば、
・実際に途上国で働くという経験。これは本の知識だけでは、十分に理解できていないものもあります。知識として知っていることと、経験しているというのは違うと思います。
・ヒト・モノ・カネ・情報が十分ではなく、さらに言葉の意思疎通も十分ではない中での、マネジメントの経験。私の年齢で、こんな状況下でマネジメントに携われる経験はなかなかないものだと思います。
これらは、今は苦労しても、きっと次の自分のステップに役立つものです。
他にも、現在の活動の一場面が、未来とつながるものがあるかもしれません。
平々凡々の毎日が欲しければ、私は協力隊には参加せず日本にいました。
協力隊以後の、自分のためにも、今経験できることは経験させてもらいたい、と願っています。
怪我や病気は困りますが、
七難八苦を受け止め、それを乗り越える人生を歩んでいきたいです。
…と、言いつつ、早速、今日から艱難辛苦がやってきました。
詳しくは書けないですが、こういう体験の積み重ねで、少しずつハプニングに対して冷静にいられるようになってきたとも感じています。
過去のことはどうにもならないので、現状のベストの判断をしなければという意識ができるようになりました。
こちらに来て、少しは成長できているのかもしれません。
今年一年も、自らの成長につながるように頑張っていきます。
どうか、怪我や病気なく、頑張れますように。
そして、皆さんにとっても良い年でありますように。
私の活動も約1年経過し、残り1年。
協力隊応募のウェブサイトにて、私の後任となる活動要請が公開されていました。
⇒http://www.jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=Info&yID=JL02414B01
「アフリカでThe 協力隊みたいなことをやりたい!!」「とことん過酷な環境に身を置きたい!!」っていう人は別ですが、周囲の環境(生活インフラ、治安、対人関係、職場環境)には恵まれ、けっこうおすすめの案件です。
私が配属となった時には途絶えさせてしまいましたが、2代目、3代目…と続くせっかくのJOCV交替案件。
情報・活動はしっかり引継ぎ、人は交替しても、同じJOCVとしての活動が今後も配属先組織のアップロードに貢献されていくことを期待します。
赴任して11カ月。
国内外通して、初めて旅行に行ってきました。
場所は、ラオスが誇る世界遺産の街ルアンパバーン。
プーシーの丘からの眺め
活動プロジェクトの協力先の方と以前から会いたかったのと、大学の後輩が旅行に来てくれるということで、配属先からは2日間休みをもらって、3泊4日の日程で行ってきました。
今までは、自分の仕事のいっぱいいっぱい感で休むのを躊躇っていたのですが、思い切って行って来られて良かったです。
久しぶりの休暇にだいぶリフレッシュできました。
雨季で水量が増し、迫力のあるクアンシーの滝
旅行先でお世話になった方々のおかげで、とても充実した旅行になりました。皆さん、ありがとうございました。
これから3ヵ月は特に大事なイベントが控えているので、それに向かってもう一度頑張りたいと思います。
※協力隊を目指している方へ
別に協力隊員は休みを取ってはいけないというわけではないので、ご安心ください。休みを取らなかったのは、ただ単に自分の活動に余裕がなかっただけです。
ラオスで生活していて、意外と多くて困るのが間違い電話です。
そんな中、今日受けた間違い電話。
仕事終わり、知らない番号から着信あり。
私 「もしもしっ、、、」
電話相手「…」
私 「…」
電話相手「…」
私 「…あっ、、ອາໂຫລ(hello)」 ※以下、ラオス語での会話
電話相手「…あんた誰?」
(いや、むしろあなた誰!??)
ラオス語はもともとよく分からないのに、電話越しだとさらに何を言っているか分かりません。ラオス語がよく聞き取れずアタフタしていたので、すぐに架けたかった相手じゃないと気づいてくれただろうに、いろいろ話しかけてきます。
私は、「ບໍ່ເຂົ້າໃຈ(I can’t understand)」で乗り切り、とりあえず切ってくれました。
そして、くつろぎ始めた20分後、また同じ番号から着信。
電話相手は、私が日本人だということ理解した上で、電話してきている様子です。
もちろん私は、「ບໍ່ເຂົ້າໃຈ(I can’t understand)」を連発します。
しかし、相手も負けじと諦めずになぜかめっちゃ話かけてきます。
どこで働いているか、
なんでラオス語ができるか、
ラオスに来てどれくらいか、
恋人いるか、
いや日本には恋人いるんだろう、
じゃ結婚しているんだろう、
ラオス人の恋人はほしいか、
などなど。
これらは、ラオスのあいさつ会話なので、聞き取れてしまいます。
しかし、思うことは、
…ほっといてくれ。
てか、あんた誰??
そして相手が最後に一言、
「じゃ、また架けるから!!」
いや、もういいよ。