東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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みなさん、あけましておめでとうございます。
今年一年のモットー(心意気)は、これにします。
「我に七難八苦を与えたまえ」
別にPMCや自らの不幸を願うわけではありません。
自分たちの成長のために必要な苦難を受け入れ、それを乗り越えて成長していきたいという想いです。
1年超の協力隊の活動で役立ったものは、これまでの自分の人生の様々なシーンです。
何が役に立つかは分かりませんが、当時苦労していたことが、現在のシーンにつながっていることというのはよくあります。
最も分かりやすい例を挙げれば、前職の経験というのは、間違いなく今の自分を支えてくれています。
・700社以上の企業を見てきた経験。
・予定が溢れそうな中でのスケジューリング、段取り力。
・対外交渉を円滑にするための内部調整。
・等々...
もがき苦しんだこともありましたし、当時の自分が上記のすべてをパーフェクトにこなしていたわけではないですが、確実に今に活きています。
苦労したことというのは、自分の力になってくれているんだなぁ、と実感しています。
たとえば、
・これはあの兆候じゃないか、という勘。
・今回のようなケースは、こうした方がいい、という経験に基づく知識。
・今回もきついけど、あの時の方がきつかった、という自信。
どうつながっているかは、過去には想像しえないもので、その場面になってみないと分からいものだったりしますが、そういう瞬間は訪れます。
今の状況で言えば、
・実際に途上国で働くという経験。これは本の知識だけでは、十分に理解できていないものもあります。知識として知っていることと、経験しているというのは違うと思います。
・ヒト・モノ・カネ・情報が十分ではなく、さらに言葉の意思疎通も十分ではない中での、マネジメントの経験。私の年齢で、こんな状況下でマネジメントに携われる経験はなかなかないものだと思います。
これらは、今は苦労しても、きっと次の自分のステップに役立つものです。
他にも、現在の活動の一場面が、未来とつながるものがあるかもしれません。
平々凡々の毎日が欲しければ、私は協力隊には参加せず日本にいました。
協力隊以後の、自分のためにも、今経験できることは経験させてもらいたい、と願っています。
怪我や病気は困りますが、
七難八苦を受け止め、それを乗り越える人生を歩んでいきたいです。
…と、言いつつ、早速、今日から艱難辛苦がやってきました。
詳しくは書けないですが、こういう体験の積み重ねで、少しずつハプニングに対して冷静にいられるようになってきたとも感じています。
過去のことはどうにもならないので、現状のベストの判断をしなければという意識ができるようになりました。
こちらに来て、少しは成長できているのかもしれません。
今年一年も、自らの成長につながるように頑張っていきます。
どうか、怪我や病気なく、頑張れますように。
そして、皆さんにとっても良い年でありますように。
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