東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2015年が始まり、今週は生産者グループ訪問初めでした。
普段は、車で行くことが多い村だったのですが、今回はバイクで2時間超かけて到着。
今年は一味違います(笑)。
川にかかる木や竹の橋は慎重に進みます。というか、本当に山の中の道を進みます。
今回の目的は、①オーダーしていた製品のピックアップと、②生産状況の確認。
今回は、担当者を同道させなかったのですが、
自分の目で見て、分からないことを直接質問して、そのおかげでかえって見えてきたものがありました。
今まで担当者の話だけではいまいち分からなかったり、疑問に感じていたり、矛盾に感じていたりしたことが解消されました。
今回の成果としては、
① 生産者の人は、はるかに誠実に製品を作っている
② 生産者側で、管理をしっかりしている
③ 担当者の普段の仕事の様子が分かった
④ 現在受注したオーダーについて、頻発している納期管理のミスが、どのプロセスで発生しているのかが把握できた
やはり、事務所での話と数字だけでは分からない、定性面での調査、現場に対する理解も必要ですね。
生産者グループの様子(写真は昨年行った際のもの。今回は撮る暇がありませんでした。)
今回の村では、質問に対して明確に返答がある&知りたい情報にすぐアクセスできた、ということで、生産者の方々の誠実さが伝わってきました。
また、今回の件で、納期管理についてだいぶ改善の余地があることが分かりました。
現状では大きな問題ですが、これらは大きな収穫でもあります。
生産者側ではなく、PMC側のマネジメントを改善させるだけでも、問題解決につながりそうです。
基本的には、生産者の方々のやり方を無理やり変えるのは、人々の伝統・ライフスタイルを人為的に変えてしまう感じがしてなるべく避けたいので。
今回、直接より現場を知る契機にできて、本当に良かったです。
仕事が多くなってくるとついつい事務所の中にいがちになりますが、今の仕事の本質を見失わないためには現場にも行かないとですね。
COMMENT