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ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   

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村落開発のカタチ

今週は店舗内を一新させようと思っていたのですが、
予定を変更して連日で生産コミュニティへの訪問となりました。
 
  * * * * * * * * * * * * 
一番遠いは、まずは配属先からアスファルトの山道を車で60分+舗装されていない山道を120分ほど。
 
簡単には来られない場所に到着し、
素晴らしい風景に出会えて、すっかり観光客気分。
 



山に囲まれた、自然と共にある村の風景
 
 
でも、ふと思ったのは、
自分はこの村のためにどんな成果をもたらせるのか。
この村の次の発展のステップは何なのか。
ということ。
 
 
私の配属先の仕事は、
生活に必要不可欠な収入を得るというで、農村コミュニティの人々にとって非常に大切な仕事であると自覚しています。
 
しかし、「開発」という観点から言えば、
この村には他にもさまざまな開発のアプローチがあると思います。
 
すでになされてきたことで言えば、
    決して良いとは言えないまでも、この山奥の村まで入れる道が作られている。
    利用制限はあるが、村で共有の水汲み場が作られている。
    電気はないが、電話会社の電波が入る。
    小学校が作られている。
 
 
私は、人々の生活やの発展は、
さまざまな要素が複雑に絡み合って達成されうるものだと考えています。
 
今回の訪問は、ハード面の支援について、
今までで一番そのありがたみを痛感した体験だったと思います。
開発、発展におけるインフラの重要性を改めて感じました。
 
 
 
山の中に拓かれた道は、麓の街との交通アクセスを可能にします。
(ここは広い所で、通常は車がすれ違うのが困難な道幅)
 
もともとそんな傲慢な考えはないけれども、
自分が携わっている仕事も、開発のひとつの手段に過ぎない、と再認識できました。
 
 
しかし、今の仕事が、開発の重要な要素のひとつであることも確かだと思っています。そして、それは他の開発の要素と結びついて、次のステップにもつながっていくものであると信じています。
 
上記のように開発の要素がいろいろある中で、自分が一番自信を持って取り組める分野は、今の仕事と一致しています。
 
やっぱり、開発において自分のできる最善のことは、今の自分の仕事をやり抜くことなのだと思います。
 
 
はっきり言って、ハード面の技術支援は私にはできないですが、
これからも今の仕事に自信と責任を持って、活動に取り組んでいきたいです。
 
 
そして、それが開発の次のステップにつながっていくことを願うばかりです。
 


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前任者の影、自分の影

前の投稿はちょっとおふざけで書きましたが、
今回はわりと真面目に、「前任者の影」という事象から考えたことを書きます。
 
こちらの方が本当に書きたかった内容だったりします()
(前任者の影という用語そのものについては、前の記事を参考にしてください)
 
これもお酒のなのですが()
上司と現在の活動、職場について語り合う機会がありました。
 
  * * * * * * * * * * * * * * 
 
この上司は、UN国連)のプロジェクトに関わってきたことがある人で、その中で多くの日本人とも接する機会があったそうです。
その人たちの立場は、JICA専門家、ボランティア、その他機関の人たち等、さまざまです。
 
しかし、立場は様々であっても、多くの日本人と仕事をする中で、いろいろ助けられ、勉強になったと言っていました。
この辺りは、同じ日本人としてうれしく思います。
 
ただし、そんな日本人の中でも、あまり活動的ではない人もいたそうです。
 
 
最近、ゲーム理論にはまっているので、その観点から書くと、
 
協力隊の活動は2年で縁が切れる一度きりのゲームなので、てきとうにやって終わるというのも、ある意味では合理的な選択なのかもしれません。
しかし、私のゲームでは、別の結果を想定します。
 
配属先や活動の対象の人々の満足を得られないような結果が高い利得になるとは、私には思えません。
 
見る人は見ていますし、それが巡り巡って、どこかで次につながることもあります。少なくとも私の上司は、活動の姿勢や結果を的確に見抜き、それが私に伝わってきています。
 
 
印象的だった上司の言葉は、
△△は、ユーララに過ごして活動期間を終えていった。
というものでした。
 
ユーララというのは、ラオス語で「何もせずにまたーりと時間を過ごす」というようなニュアンス。
 
 
自分の現在の活動に後任者が来るかは分かりませんが、後任者にこんなことを言われないように、活動を進めていきたいです。
 
 
こういうことを話してくれたというのは、今までの自分の活動で、ある程度の信用を得つつあるということだと思うので、それを裏切らないようにしていかないとです。
 
 
ただ机に座っているだけで、2年間は終えられません。
 
自分の影を、配属先に色濃く残していきます!
 
 
(活動の結果というよりも、活動に対する姿勢自体についての重要性も改めて感じ、身が引き締まる思いがしました。)


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前任者の影

青年海外協力隊の要請の中には、初めてその配属先に赴任する場合と、すでに協力隊員が派遣されたことがある配属先に2代目、3代目…の後任として赴任する場合とがあります。
後者の場合、自分の前任者がいるわけで、その前任者が自分の比較対象になってしまって落ち込んでしまうことがあるそうです。「前任者は○○ができた」などと言われてしまい、それを気にして、自分を見失うなと言われています。
 
これが「前任者の影」と呼ばれる問題で、活動において「前任者の影が付きまとう」と言われることがあるのです。
 
 
私の要請も、2代目の活動であり、前任者がいるものです。
 
 
しかし、この「前任者の影」の問題なんて、会社で働いていても一緒だと思います。
 
赴任前の私は、ひとつのベンチマークになるし、単なるライバル意識くらいしか芽生えないだろうなと思っていました。
実際に活動を始めてみても、むしろ意識する程度のものは感じませんでした。
 
 
しかし最近、いよいよ私も前任者と比較されることが多くなってきました。
特に、飲み会の席でお酒が入ってくるとその話題になることが多いです。
ちょっと仲良くなったからこそ、話してくれることもあるのでしょう。
 
 
 
 
スタッフ「前任の△△も、その前の○○も、きれいな女性だった」
 
 
私「いや、なんかごめん…」
 
 
 
 
どうしようもないな
 


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【ラオス新年】水かけ祭り(画像あり)

ようやく新年の飲み会が落ち着きを見せたのと、
ネット接続の機器が壊れてしまったことでwi-fi環境の場所に来ないといけなかったために、久々のブログアップです。
 
  * * * * * * * * * * * * * 
 
ラオス新年の「水かけ」の写真を撮ったので、
少しでも皆さんにその雰囲気が伝えられるように写真をアップします。
 


街の至るところで、このように水かけが行われます。
 

子供も大好きな水かけ。
 

通常はビニールの袋に入れますが、防水対策を忘れた人はこうやって電子機器を守らなければなりません。
 

トラックの荷台で街中に水かけをしている軍団とは戦争です!!
 

大人はビールを飲みながら、楽しみます。
 

道路を封鎖して、走行中のバイクを止めにかかります。
 

バイクを止めさせれば、あとはゆっくり水をかけるだけ。
 

時には、女装コスプレの人を捕まえたりもします。
 


夜になると、その勢いでカラオケが始まり、
 

酔いも回れば、ビニールプールへ落とし合いです。
 
 
全ての写真は撮っていないですが、
 
ベビーパウダーを顔に塗りたくったり、口紅で顔に落書きしたり、ビニールプールにダイブしたり、止めたバイクのキーを勝手に抜き取っちゃったり、水かけついでにシャンプーかけちゃったり、
もうしっちゃかめっちゃか。
 
そんな一日。
 
普段の大人しいラオス人のイメージからはかけ離れたなかなかエキサイティングなイベントです!!


この時期、ラオスに来るのは気をつけた方がいいですが、非常に面白いですよ!
 
 
 
 
  * * * * * * * * * * * * * 
全然別件ですが、前回の宣言の通り、今週はかなりのハイスピードで活動が始められました。
 
直接的につながりのある人にはFacebookでも宣誓しましたが、なかなか面白くなってきました。
 
先週は、ブログ更新はゼロでしたが、
いろいろ思うところがあった1週間でしたので、何事もなければまとめてブログも投稿しようと思いますので、お時間のある方はまたお付き合いください。


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【組織変革】劇的ピーマイ・ラオ【意気込み】

今までの組織に何か変化を起こそうという際には、
やると決めた時に「一気に徹底的にやり抜く」ことが大事だと、ここまでの活動・経験で感じました。
 
 
時間があるから「明日やろう」「いつかやろう」と行動を先延ばしにしてきた組織には、その「いつか」は、あったはずの時間がなくなり追い込まれてどうにもならなくなった時にしかやってきません。
 
また、急に変化を起こすと抵抗があるorなかなか適応できないかもしれないからと、
だらだら改善を進めようとすると、その改善アクションは惰性になりがちです。
(新しいことを始めるのって、よく分からないエネルギーが必要だから気持ちは分かります)
 
今までを引きずってしまわないように、
「今日から違うんだ」と意識レベルから一気に変えて改善活動をやり抜くことが、時には大事だと学びました。
 
 
そこで、勝負は明日からのピーマイ・ラオ(ラオス正月)後です。
 
これまでもブログで触れてきましたが、
414日(月)~16日(水)は、ラオス正月なのです。
ラオスでは、国際正月(11日)よりも一般的な新年の区切りのようです。
 
毎日が大切なのももっともですが、
こういう文化イベントも、行動・気持ちの切り替えには都合がいいので、ここでしっかりと狙いの変化を実現させていきたいです。
 
休みもあるし、新年ということで気持ちの切り替えには持ってこいです。
おそらく来週1週間はオフィスでは仕事にならないと思うので、そこでは休んで(楽しんで)、その後からギアを切り替えていく予定です。
 
お祝いモードで終わりにならないように、仕事の成果でも新しい年にお祝いできるように、ここでちょっと力を入れ直してみたいと思います。


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プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

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