前の投稿はちょっとおふざけで書きましたが、
今回はわりと真面目に、「前任者の影」という事象から考えたことを書きます。
こちらの方が本当に書きたかった内容だったりします(笑)
(前任者の影という用語そのものについては、前の記事を参考にしてください)
これもお酒の席なのですが(笑)、
上司と現在の活動、職場について語り合う機会がありました。
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この上司は、UN(国連)のプロジェクトに関わってきたことがある人で、その中で多くの日本人とも接する機会があったそうです。
その人たちの立場は、JICA専門家、ボランティア、その他機関の人たち等、さまざまです。
しかし、立場は様々であっても、多くの日本人と仕事をする中で、いろいろ助けられ、勉強になったと言っていました。
この辺りは、同じ日本人としてうれしく思います。
ただし、そんな日本人の中でも、あまり活動的ではない人もいたそうです。
最近、ゲーム理論にはまっているので、その観点から書くと、
協力隊の活動は2年で縁が切れる一度きりのゲームなので、てきとうにやって終わるというのも、ある意味では合理的な選択なのかもしれません。
しかし、私のゲームでは、別の結果を想定します。
配属先や活動の対象の人々の満足を得られないような結果が高い利得になるとは、私には思えません。
見る人は見ていますし、それが巡り巡って、どこかで次につながることもあります。少なくとも私の上司は、活動の姿勢や結果を的確に見抜き、それが私に伝わってきています。
印象的だった上司の言葉は、
「△△は、ユーララに過ごして活動期間を終えていった。」
というものでした。
ユーララというのは、ラオス語で「何もせずにまたーりと時間を過ごす」というようなニュアンス。
自分の現在の活動に後任者が来るかは分かりませんが、後任者にこんなことを言われないように、活動を進めていきたいです。
こういうことを話してくれたというのは、今までの自分の活動で、ある程度の信用を得つつあるということだと思うので、それを裏切らないようにしていかないとです。
ただ机に座っているだけで、2年間は終えられません。
自分の影を、配属先に色濃く残していきます!
(活動の結果というよりも、活動に対する姿勢自体についての重要性も改めて感じ、身が引き締まる思いがしました。)
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