今日でラオスに来て1カ月。
まだ首都滞在ですが、来週からいよいよ任地。
そこで、今日は自分がどんな仕事に携わるのかを紹介します。
配属先部局は、ラオスのウドムサイ県産業商業局が運営するPMC(Productivity and Marketing Center)というショップです。
このPMCは、販売活動を通して、ハンディクラフト生産コミュニティの所得を向上させることを目的にしています。
PMCの業種は、ハンディクラフトの小売・卸売業で、葛や科といった現地特産品を素材に用いたバッグが主力商品です。
PMCが持つ、製品計画から仕入れ、販売、物流、卸売までのその一連の事業プロセスの機能を強化させることが、私に求められている仕事みたいです。
この仕事、前職での知識や経験、スキルが少しは活かせるのではないかと今からわくわくしています。
※現場を見てみないと本当の姿は分からないですが、集められた情報だけで簡単にまとめてみました。
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配属先:ウドムサイ県産業商業局
所属部署:PMC(Productivity and Marketing Center)
業種:ハンディクラフト小売業
要請:ハンディクラフト(手工芸品)を中心にした特産品の新製品開発、マーケティング、運営管理の向上
要請目的:生産者の収入向上=ケシ栽培に代替する収入源の確保
【背景、略歴】:
当地は、麻薬用のケシ栽培が盛んに行われてきた地域である。
[2007年10月]
UNODC(国連薬物犯罪事務所)とUNIDO(国連工業開発機関)の共同プロジェクトが開始。
ケシ栽培の代替収入源の確立手段として、手工芸品の販売促進活動が行われ、特産品センター ”PMC” が設立される。
(プロジェクト名:“Social and Economic Rehabilitation of Former Opium Poppy-growing Communities-Alternative Livelihood Development in Lao P.D.R”)
[2010年9月]
上記プロジェクトの終了。
配属先にプロジェクトの業務及びPMCが移管される。
[2013年10月]
2代目JOCVとして私が派遣される。
[2015年9月]
配属先との涙涙のお別れ。街に私の像が立つ。
<理念、事業目的>
ケシ栽培に代替する収入源の確立。
<事業内容>
PMCでの直接小売 ___%
ラオス国内一般小売店への卸売___%
(ビエンチャン4店舗、ルアンパバーン1店舗)
<主力商品>
ハンディクラフト(ウドムサイ県の特産品)
例:バッグ(クズやシナなどのラオスでも稀少な素材を用いたもの)、オーガニックコットン
<ターゲット>
直接小売=ウドムサイへの観光客。
卸売=ラオス国への観光客を最終消費者とする小売店(主に、土産物店)。
<価格>クズのバッグ150,000kip
<生産者>
ラー郡、サイ郡、ベーン郡、フン郡(クム族、アカ族などの少数民族の村)100%
生産グループ数:___。
<立地>
・ラオス北部の都市、ウドムサイ県。配属先部局は県庁所在地であるサイ郡中心部。
・人口:ウドムサイ県28万人。 面積:15,370㎢。人口密度18人/㎢。
(Cf.国内632万人。面積:236,800㎢。人口密度26人/㎢。)
・街は山々に囲まれ、山岳部には様々な少数民族が生活している。
・地理的に中国から近く、中国資本の流入あり。
・首都ビエンチャンから飛行機で50分(毎日運航)、ルアンパバーンよりバスで5時間の距離。
・空港あり(日1便、ビエンチャンからのフライト)。
・国外陸運の分岐点(中国、ベトナム、ミャンマー)。
・国内においてもルアンパバーン、ルアンナムター、ポンサリーといったラオス北部の都市の中継地点になっている。
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SWOTなどもしてみましたが、それは部外秘。
こんな感じで頑張っていきます。
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