東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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ディスプレイの改善活動は終わってはいませんが、だいぶ目処が立ってきました。
配属先スタッフは、ディスプレイの手法にまで私がレポートを書いてきて、少しびっくりしたそうです。
というのも、今までの配属先にとって、
「良いディスプレイ=きれいなディスプレイ」であって、
何か背景に考えがあるわけではなく、ましてマーケティングの意味など求めていなかったようです。
今までの特徴としては、
・正面の入口から写真で切り抜けば、確かにそこそこの見栄えがする。
・部分的にはきれいな見た目になっている。
・そして、それで満足している。
…という印象です。
しかし、私が思うに、
見た目にきれいなディスプレイが、良いディスプレイではありません。
良いディスプレイとは、お客さんが商品を手に取りたくなり、買いたくなるようなディスプレイです。
つまり、売上に貢献するものが、良いディスプレイと言えるでしょう。
以前、紹介したAIDAモデルのステップに従って、商品を購入させてこそ、ディスプレイは意味があるのです。
きれいにしたという自己の美意識を満たして満足していては不十分です。
ここでも、顧客中心に考え、何のためのディスプレイかを常に考えていかなければならないでしょう。
今までは、たぶんそこまで考えたことも、考えるきっかけもなかったのだと思います。
私が伝えることも、以前ディスプレイについて書いた記事と比較して、段階を踏んでステップアップしてきていることが分かります。
ディスプレイは美術ではなく、経営技術のひとつです。
今の配属先にはそれが理解できると思うので、
少しずつ、またいろいろなことを伝えていきたいです。
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