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ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   

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伝統デザインの製品は売るのが難しい?

前回の投稿記事の内容にも関わる話になるのですが、

日本の取引先から好まれる商品は、ラオスの伝統的な柄ではなく、それを除したシンプルなデザインのものだったりします。

 

 

シンプルなデザインが好まれるのは、買う人を選ばない汎用性の高さが理由のようです。

 

逆に、伝統的な柄が敬遠される理由としては、主に以下の2点が聞こえてきます。

    個性が強すぎてしまって、扱い(コーディネート)が難しい。

    お客さんがその商品を一度は買ってくれても、それで満足してしまってリピート買いが少ない。

 

幅広い人を対象とするマーケティングの観点からは、分かる気がします。

 

 

しかし、私個人としては、ラオスの伝統柄は好きですし、そのデザイン性、受け継がれてきた技術や信仰など、その背景には惹かれるものがあります。
それらを守るためには、この伝統的な柄の製品も売りたいという想いがあります。これは、前回の記事
で指摘した技術系の創業者が陥りやすいワナに自分もはまってしまっているのかもしれませんが()

 

ただ、ビジネスの観点から言っても、それらのものの方が利益率を高く設定できるので、あながち間違った戦略にもならないと思っています。(現状、その価格戦略はやっていません。)

 

 

実際に、伝統的な柄の製品を買ってくれたお客さんの話を聞いてみると、その動機は大きく2つに分かれます。

 

それは、

    ラオスらしいものが欲しかった。

    普段手に入らない珍しいものが欲しかった。

 

というものです。①と②は、ニュアンスは似ているようで、動機の本質は異なります。

 

これを基にして、具体的なアクションの一例を、現在まとめています。

個別具体的過ぎるのでブログに記載するのは控えておきますが、その基礎となるのは上の整理です。

 

これを意識したターゲッティング、戦略を行うことで、伝統的な柄の製品の販売も促進できることを期待しています。

 

  * * * * * * * * * *

今週は、レイアウトの変更にようやく目処が立ったので、

来週からはディスプレイをいじって、価値の演出を実践していきたいと思います。

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ぽーんさわん
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非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

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