忍者ブログ

ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   
カテゴリー「店舗レイアウト」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

島出し陳列、アイランド陳列

「島出し陳列」とは、ベースとなる陳列棚から、部分的にはみ出させて商品を陳列する手法です。

 

このメリット、デメリットは以下の通りです。

 

<メリット>

・商品を目立たせて、顧客の目につきやすくなる。

・動線に変化を与えることが可能になる。

 

<デメリット>

・通路が狭くなる。

・逆に、島の部分の後ろに、顧客の注意がいかなくなる。

 

 

また、似たような陳列手法に、「アイランド陳列」があります。

アイランド陳列とは、通路の中央や、店内のスペース部分に陳列スペースを設ける手法です。

 

特徴は、島出し陳列と同じです。

 

 

これらは、一般には特売品や季節品の量販に向いており、高価格品には不向きと言われています。

 

ただ、個人的には、見せ方によっては価値の演出も可能だと思っています。

 

 

スペースの確保が課題ですが、商品陳列のメリハリをつけ、特定商品への注意を引きつけられる手法ではあるので、うまくレイアウトに工夫ができないかと立案中です。

 



☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



PR

マグネット、あと、エンド陳列

「マグネット」とは、顧客を引きつける効果のある売り場や商品のことです。

 

このマグネットを、客動線の要と思われる位置に配置することで、顧客の店内の回遊性を高めることができます。

 

たとえば、店内の奥や角にマグネットを配置すれば、意図的にそこまで顧客を誘導することができます。

このマグネットの効果は、誘導してそこの商品を購入させることではありません。そこに誘導したことによって、動線を作って、その動線上の商品の購入機会を増加させることにあります。

これが、顧客の店内の回遊性を高めることの狙いです。

 

今のPMC店舗のレイアウトにおいて、単純に考えれば、赤い☆印のところにマグネットを配置するのが効果的だと思われます。(重要度に合わせて、星の大きさを変えています。)

 

 

このマグネットの効果は、商品陳列の手法にも使われます。

そのひとつが、「エンド陳列」です。

 

エンド陳列とは、陳列台のエンド(端)の部分に注力したディスプレイを配し、マグネット効果を狙うものです。

スーパーのゴンドラの端で特売品が置かれていたり、本屋の端で人気の本が売られたりしているのが、これです。

 

PMCの図に書きこむと、黄色の☆印のゾーンが、エンド陳列の対象になります。

 

 

このマグネットをどう構成していくかが、店舗レイアウトの鍵のひとつになりそうです。

 



☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



【動線】店舗レイアウトの公開

整理の次の活動として、店舗レイアウトについての改善を考えています。

 

 

店舗のレイアウトを考える時、

「動線」という観点からそれを考えることも必要です。

 

動線とは、人の移動する経路・軌跡のことです。

この動線には、「客動線」と「サービス動線」があります。

 

1.客動線

客動線の基本は、できるだけ長くすることです。

その結果、店舗滞在時間が長くなる→購入率が高まる、という効果が期待されます。

 

これが今のPMCのレイアウト。


今のようなコの字型は、大きく見ればOKです。

 

客動線をうまく使えば、お客を特定の商品に注目させることも可能になります。小売の特定の業界では、客を導くという意味で「導線」という言葉を使うこともあるようです。

 

逆に右上(図内①)のようなお客の移動を困難にしている、死角はできるだけ作りたくありません。

 

ただし、お客の回遊性を高めるという意味で、客動線はスムーズなものにする必要もあります。

現状、下のところ(図内②)では接客用のテーブルとイスが、客動線を阻害してしまっている可能性があり、注意が必要です。

 

ただし、あまりにスムーズにし過ぎると、

極端な話、注目させたい商品の前を勢いで通過させてしまうかもしれません。

左上のところ(図内③)では、注目させたいラックを素通りさせている現状があります。

 

 

あまり複雑にさせ過ぎるとお客に不便を強いることになるので、そのバランスを考えてレイアウトを考えることが大切です。

 

 

2.サービス動線

そして、店舗レイアウトの場面では、従業員の動線(=以下、サービス動線)も考慮に入れないといけません。

サービス動線の基本は、できるだけ短くすることです。

その結果、従業員の無駄な移動がなくなる→仕事が効率的になる、という効果が期待されます。

 

 

そして、このサービス動線と客動線をなるべく交差させないようにすることで、

従業員の作業で顧客の邪魔をすることを少なくするので、それもレイアウトを考える際には注意が必要です。

 

 

現状、PMCでは設備・什器が限定され、固定されているものも多いので、改善はなかなか難しく感じています。
動線の考えは、当たり前でいまさらと思う人もいるかもしれませんが、今後この考えを使った店舗改善の手法を説明をしていく予定なので、ちょっとこの場を借りて、整理してみました。

 

展示会出展の際にも、応用できる考えの基本です。

 

この後、ちょっとレイアウトネタが続くかもしれませんが、ご承知ください。

☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

フリーエリア

P R

Copyright ©  -- ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]