東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「こんなこと、こっちの態度を察してやってくれ」
と、業務中についつい思ってしまったことはあります。
しかし、今振り返ってみると、
それは私自身が当然にできること、当然に思うことだから「こんなこと」と思うのであって、相手からしたら全く想定しえないものである可能性もあります。
なので、イライラした態度を相手に見せても、何の解決にもなりません。
(相手も察している可能性はありますけども)
つまり、
人間、エスパーじゃないので、言いたいことは言わないと伝わりません。
察してくれというのは、傲慢なのではないかと自省するところであります。
特に前職の後輩指導では(苦笑)
というわけで、これも、特にラオスだからというわけではないと思います。
日本でも、分からない人はまったく分かりません。
むしろ、そういった雰囲気で察することのできるような人は最初からやっていると思います。
実際には、そんなことをやらなければならないという思考がないので、できないでいることの方が多いのだと思います。
さらに外国では、日本とはノンバーバルなコミュニケーションが違うことが多いので、
余計にコミュニケーションに苦労することになるのでしょう。
そんな時に、イライラしてみても逆効果で、
相手からしたら余計にコミュニケーションの取りにくい状況になっていると思います。
そういうことを防ぐためには、
伝えたいことは、言葉にして言わなければならないでしょう。
むしろ、言うべきことは言う、というのがより適切な表現かもしれません。
もちろん言葉は選ぶ必要がありますが、
気持ちや考えは、相手に伝えなければなりません。
そして、自分にとっては当たり前になっていて、
敢えて言うべきことのないように感じる、とるに足りないものごとでさえも、
相手が出来ていなければ根気強く言わなければならないでしょう。
たとえ、どんなことであっても、
相手に何も言わずにイライラし続ける時間を作るのならば、
伝えたいことを伝えていく方が前向きだと思います。
そして、それが自分の責任・仕事だと思って、実践していかなければなりません。
COMMENT