東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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青年海外協力隊員の中には、その国際協力の想いを形にして、
将来は自分で事業をやりたいという人をけっこう見かけます。
また、協力隊活動中もいろいろなことを企画してやりたいという積極的な話をよく耳にします。
それらについて前職にいた時に、
二宮尊徳の言葉の中に激しく共感したものがありました。
そこで、今日はその言葉を紹介したいと思います。
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である」
国際協力とか社会貢献という、その志の高さは大変素晴らしいと思います。
でも、気持ちだけではうまくいかないことも知っておいてもらいたいです。
事業を始めるな、というわけでは決してありません。
しっかりと準備をして成功してほしいと願っています。
事業をやるというのはすごく難しいことです。
今まで、事業をやっている人に携わってきたからこそそう感じます。
がんばっていても、なかなかそれが報われないことだってあります。
そういう人、企業を見てきたからこそ、しっかりと準備することが大切だと思っています。
想いだけでは、事業は進められません。
事業者になれば、自分ですべての責任を取らなければならなくなります。
その重みを感じ、気持ちだけでなく、経営、金融、マネジメントの知識やスキル、経験、…等、
会社のすべてを担うために、必要最低限のレベルでいいからそういったものを身につけなければならないでしょう。
私は、それこそが、創業についてのその尊い使命感を、社会で実現させる道になると信じています。
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