忍者ブログ

ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   
カテゴリー「活動記録」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

経過報告

さて、先日宣言した通り

わりと厳しい報告書を提出して迎えた今週。

 

個人的には、わりと満足できる手ごたえを感じています。

 

 

私の雰囲気を察しただけかもしれませんが、

ちょっと周りの雰囲気も変わりました。

 

そして、ありがたいことに、

計画に反対するような意識・行動はなく、前向きな行動に変わって表れています。

(もちろん、ここまでの6カ月でかなり慎重に準備はし、さらに隙がないようにはしておいたつもりです。しかし、計画に抵抗する人というのは一定数出てくるので、ちょっと心配していましたが杞憂でした。)

 

 

特に、今まで中断していた業務の再スタートが顕著です。

 

 

さらに、本日のミーティングの折には、

その半分以上の時間を、私の報告書の指摘事項から今後の対策を検討するという時間に充ててくれました。

 

よく、配属先がレポートなんて見てくれないという話も聞きますが、

非常にありがたいことです。

 

そして、この場だけかもしれませんが、今後の方策について各人ともけっこう真剣に考えて、意見を出してくれました。

 

 

日本では顧客にこういう状況で問題を指摘する際には、絶対に顔の表情に出さないようにしてきたのですが、今日もポーカーフェイスを通していました。でも、実は内心ドキドキしながらミーティングに参加していました。

 

今は、ちょっとホッとしています。

 

問題ないと言えば問題ないのですが、

あるスタッフが泣きそうになった時にはちょっとどうしようかと思ったのですが、

そこは上司がうまく会議を進めてくれました。

 

前職の上司もこういう進め方が非常にうまかったのですが、今も非常に勉強になります。

 

 

そして、会議の後、今日は他スタッフも共に残業。

素直すぎるくらいに、私の報告書に対していいリアクションをしてくれています。

おそらく、今回の取り組みを介して、スタッフとも今まで以上に通じ合えた気になっています。

 

私自身はいよいよ忙しくなってきて、これが日本語なら少しは、、、。と、思ってしまう時もありますが、すべては自分の能力のせい。

でも、このお店とスタッフは好きで、楽しく活動はできているので、いい時間を過ごせています。

 

 

こういうノッている時には体調を崩しやすいので、

それだけは気をつけて活動をこのまま進めていきたいです。

 

 

まとまっておらず、何のメッセージ性もない記事投稿ですが、

やはりスタッフには恵まれ、活動は今のところ順調そうです。

 



☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



PR

Facebookを始めたよ。

活動先であるPMCFacebookを始めました。

 

良かったら、覗いてみてください。

 

そして、もっと良かったら「いいね」を押してフォローしてみてください!!

https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

 



☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



村落開発のカタチ

今週は店舗内を一新させようと思っていたのですが、
予定を変更して連日で生産コミュニティへの訪問となりました。
 
  * * * * * * * * * * * * 
一番遠いは、まずは配属先からアスファルトの山道を車で60分+舗装されていない山道を120分ほど。
 
簡単には来られない場所に到着し、
素晴らしい風景に出会えて、すっかり観光客気分。
 



山に囲まれた、自然と共にある村の風景
 
 
でも、ふと思ったのは、
自分はこの村のためにどんな成果をもたらせるのか。
この村の次の発展のステップは何なのか。
ということ。
 
 
私の配属先の仕事は、
生活に必要不可欠な収入を得るというで、農村コミュニティの人々にとって非常に大切な仕事であると自覚しています。
 
しかし、「開発」という観点から言えば、
この村には他にもさまざまな開発のアプローチがあると思います。
 
すでになされてきたことで言えば、
    決して良いとは言えないまでも、この山奥の村まで入れる道が作られている。
    利用制限はあるが、村で共有の水汲み場が作られている。
    電気はないが、電話会社の電波が入る。
    小学校が作られている。
 
 
私は、人々の生活やの発展は、
さまざまな要素が複雑に絡み合って達成されうるものだと考えています。
 
今回の訪問は、ハード面の支援について、
今までで一番そのありがたみを痛感した体験だったと思います。
開発、発展におけるインフラの重要性を改めて感じました。
 
 
 
山の中に拓かれた道は、麓の街との交通アクセスを可能にします。
(ここは広い所で、通常は車がすれ違うのが困難な道幅)
 
もともとそんな傲慢な考えはないけれども、
自分が携わっている仕事も、開発のひとつの手段に過ぎない、と再認識できました。
 
 
しかし、今の仕事が、開発の重要な要素のひとつであることも確かだと思っています。そして、それは他の開発の要素と結びついて、次のステップにもつながっていくものであると信じています。
 
上記のように開発の要素がいろいろある中で、自分が一番自信を持って取り組める分野は、今の仕事と一致しています。
 
やっぱり、開発において自分のできる最善のことは、今の自分の仕事をやり抜くことなのだと思います。
 
 
はっきり言って、ハード面の技術支援は私にはできないですが、
これからも今の仕事に自信と責任を持って、活動に取り組んでいきたいです。
 
 
そして、それが開発の次のステップにつながっていくことを願うばかりです。
 


☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



前任者の影、自分の影

前の投稿はちょっとおふざけで書きましたが、
今回はわりと真面目に、「前任者の影」という事象から考えたことを書きます。
 
こちらの方が本当に書きたかった内容だったりします()
(前任者の影という用語そのものについては、前の記事を参考にしてください)
 
これもお酒のなのですが()
上司と現在の活動、職場について語り合う機会がありました。
 
  * * * * * * * * * * * * * * 
 
この上司は、UN国連)のプロジェクトに関わってきたことがある人で、その中で多くの日本人とも接する機会があったそうです。
その人たちの立場は、JICA専門家、ボランティア、その他機関の人たち等、さまざまです。
 
しかし、立場は様々であっても、多くの日本人と仕事をする中で、いろいろ助けられ、勉強になったと言っていました。
この辺りは、同じ日本人としてうれしく思います。
 
ただし、そんな日本人の中でも、あまり活動的ではない人もいたそうです。
 
 
最近、ゲーム理論にはまっているので、その観点から書くと、
 
協力隊の活動は2年で縁が切れる一度きりのゲームなので、てきとうにやって終わるというのも、ある意味では合理的な選択なのかもしれません。
しかし、私のゲームでは、別の結果を想定します。
 
配属先や活動の対象の人々の満足を得られないような結果が高い利得になるとは、私には思えません。
 
見る人は見ていますし、それが巡り巡って、どこかで次につながることもあります。少なくとも私の上司は、活動の姿勢や結果を的確に見抜き、それが私に伝わってきています。
 
 
印象的だった上司の言葉は、
△△は、ユーララに過ごして活動期間を終えていった。
というものでした。
 
ユーララというのは、ラオス語で「何もせずにまたーりと時間を過ごす」というようなニュアンス。
 
 
自分の現在の活動に後任者が来るかは分かりませんが、後任者にこんなことを言われないように、活動を進めていきたいです。
 
 
こういうことを話してくれたというのは、今までの自分の活動で、ある程度の信用を得つつあるということだと思うので、それを裏切らないようにしていかないとです。
 
 
ただ机に座っているだけで、2年間は終えられません。
 
自分の影を、配属先に色濃く残していきます!
 
 
(活動の結果というよりも、活動に対する姿勢自体についての重要性も改めて感じ、身が引き締まる思いがしました。)


☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



【村落巡回】製品の買取りと、生産買取りの提案に行ったよ。

青年海外協力隊の「コミュニティ開発」という職種らしい仕事について、今日は書いてみます。

昨日、一昨日と
今回はハンディクラフトの技術トレーニングではなく、
生産コミュニティの人々がつくったハンディクラフトの買取りと、そういった生産買取りの提案のために、いわゆる村落巡回をしてきました。
 
 
こういった感じの村に行きます。
 
 
感想だけ書くと、とある村の出来事で、営業業務の方のモチベーションがものすごく上がりました。
 
別にモチベーションが下がっていたというわけではないですが、ちょっと今後の営業戦略の方向性を変えようかな、と思うような体験でした。
 
例の如く、人々の生活様式に関することなので詳しくは書きたくないですが、自分たちの仕事の重要性を改めて認識させられた体験です。
 

ハンディクラフトの買取り(検品)をしているところ。
 
今までも知識としては持っていたことですが、現場での実体験は、理屈を超えて心を揺さぶる何かがあります。「人々の笑顔のために」といった陳腐な言葉ではなく、おこがましいですが使命感に近いものを感じました。
そもそも協力隊に応募したのもそうでしたけど、こういう衝動もあるんだな、と自分に驚いています。
 
 
製品の生産買取りを女性コミュニティにプレゼンテーションしているところ。
 
 
そんな中で、自分にできることは非常に単純明快。
作られたものを「売る」だけです。
 
読んでないでけど(苦笑)、タイトルに目を引かれた『エスキモーに氷を売る』、また、ジョー・ジラード氏の『私に売れないモノはない!』という本がありましたけど、
製品ありきで営業を行っていく戦略ももうちょっと強化しようかな、と思います。
(前者の副題は、私の意図とは異なっていることを注記しておきます。)
 
 
今まで日本で見てきた、売れないでもがいている会社によくあるのが、
営業部門は、「売れない製品を作っている製品部門が悪い」。製品部門は、「製品を売る力がない営業部門が悪い」という、それぞれの部門で自己反省・責任がない構図です。
 
 
しかし、今回、この図式で言う製品部門の人々のことを知ることで、あとは自分たちの営業を担当する者の責任だな、と感じました。
 
 
村中から多くの人が興味を持って、集まってくれます。
 
私にはこれまで海外経験も語学力もありませんが、
その代わり、自分のプロとして誇れる領域を活動で発揮していきたいです。
 
今の自分の肩書きは、単なるボランティアですが、
仕事についてはある程度プロとしての自負があるので、その誇りに負けない仕事を示していきたいです。


☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

フリーエリア

P R

Copyright ©  -- ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]