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ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   

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モグラ叩きと経営戦略 -赴任4カ月-

赴任してちょうど4カ月。
ようやく配属先組織の全体像が描けるようになってきました。
 
これまで、問題点の指摘は最小限のものを随時行うことにし、現況把握に努めてきました。
赴任3ヵ月で現状把握が完了していることがベストの計画でしたが、
6カ月くらいかかってしまうことも想定していたので、上々のペースです。
 
まぁそれでも数字として結果を残すためには、時間があまりないですが。
 
 
これまでやってきた改善活動は言うならば、「モグラ叩き」。
 
出てくる目の前の問題をひとつひとつ潰していく作業をしていました。
 
しかし、これをやり続けていても埒があきませんし、問題の本質の解決には至りません。日々の実践レベルの改革とともに、体系的な改革、大局的な視点が必要なのです。
 
そこで求められるのが、現況を分析したうえでの「戦略」です。
 
 
というわけで、赴任して4カ月、いよいよ戦略の立案に移っていきます
戦略がしっかりしていれば、やるべきことが自然と絞られて見えてきます。
 
協力隊によくあると言われる、
「やることが多すぎて何から手をつけていいか分からない」
という問題も、やるべき行動の指針が見えてくるでしょう。
 
(つづく)


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赴任4カ月を振り返っての感想

いろいろ苦労しながらも、任地に来て4カ月経過。
ようやく配属先業務の全体像が見えてきました。
 
本当はもうちょっと外部情報を集めるためにも国内・国外旅行をしたかったりという思いもあったのですが、自分の能力不足でそんな余裕が作れませんでした。
ただ、その分、徐々にではありますが準備が整ってきました。
 
ここから2~3ヵ月がまた今後の活動の核として大事になるような気がしています。
 
残り19/24か月。
 
自分がここにいる価値を示すには、時間があまりありません。
だからこそ、頑張らないとですね
 
 
時限を迎えた後、自分はこの組織に何をもたらすことができているのでしょうか。
 
机上の理論ではなく、成果を残すために現場で理論を活かさないとですね。
 
 
これまではアクションとしての活動があまりできなくてジレンマもありましたが、
ようやく活動に入れそうかなー、という感じです。


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問題の再定義

先週開催された特産品フェアを振り返っています。
そして、それを題材に配属先へのミニプレゼン(ちょっと考えてもらう程度のもの)をやりました。
 
そのテーマは、「問題の再定義」です。
 
これは、その問題の問題点について、当初とは別の可能性を探り、アプローチを検討する方法です。
問題点は改めて違った角度から見直してみることで、別の解決策が見つかることがあります。
そして、そういったものの方が問題の本質をとらえていたり、革新的な対処法を生んだりすることがあるのです。
 
たとえば、
今回私が直面した問題のひとつが、値札タグが貼られていないという問題です。
これに対して、「タグを貼ったほうがいいよ」と言うのは簡単です。

 

これは、タグを付けないという問題自体を、そのまま問題視しているパターンです。
 
しかし、その「理由」を考察して問題を見直してみることで、異なったアプローチを図ることができるかもしれません。
 
想定されるのは、
①値札タグの存在を忘れている→上記指導でOK
②付けるのが面倒くさい→スタッフ教育の問題→指導方法の検討。
           →タグに欠陥がある →タグの改善。
                    →タグに頼らない代替案の検討。
③付けない方がいいと思っている→タグに頼らない代替案の検討。
④プリンターが壊れていてタグが印刷できない→予算管理の改善。
                     →備品管理の改善。  
  
                    →プリンターに頼らない代替案の検討。
⑤…などなど。
 
このようにいろいろな事態が想定され、その理由によって取るべき行動も変わってきます。
 
 
個人的には②の事態が、はっきり言ってどちらに問題があるのか分かりにくいから難しいですね。
まぁ、面倒くさいからやらないという選択肢はないですが(苦笑)
 
とにかく、いろいろな理由が想定され、その答えによっていろいろな解決策のアプローチが取れると思います。
特に、「代替案の検討」と書いたものについては、当初勝手に想定したとは全く違う解決策になる可能性を秘めています。
また、問題の再定義を意識することで、問題がもっと単純になり、もっと効果的な解決策が見つかるかもしれないのです。
 
 
通常、人は無意識に解決までの自分のアプローチを持ってしまいます。
無意識に取るその自分の考えに囚われず、それらの理由にまで言及するのは難しいことです。
 
しかし、
問題の本質が何なのか、それを検討することでもっと根本的な改善策が見つかるかもしれません。
 
 
私も、仕事に追われると視野が狭く、ひとつのことしか考えられなくなってしまうことがあります。
けれども、常に柔軟に、広い視野でものごとをとらえられるように意識していきたいです。


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職場マネージャーとの1杯(いや2杯、3杯…) -外部者である自分-

イベントが無事終了。
PMCオフィスに什器と商品を戻し終え、ほっと一息。

イベントの使命感から解放されて、
星空のもと、オフィスの外でそのまま上司とビアラオで乾杯!
最高!!
 
ラオスでは、大人数で集まって飲むことが多いので、サシでの飲みは初めて。
 
お酒も入ってくだらない話も込みですが、いろいろ話せました。
今後のPMCの活動方針、進め方、恋話、現況に対する意識、市場可能性、、などなど本当にいろいろ共有できました。
 
この上司、ビジネスやマーチャンダイジングの感覚・考え方が、私のそれと似ているので、意見を受け止めてくれて活動がすごく進めやすいです。
ラオス的な考え方もできるし、外国人(日本人)寄りの考え方もできるしで、人当たりは柔らかいですが、頭の回転は速くけっこう鋭い人です。
また、PMCの運営業務以外にも仕事を抱えているので職場を出ていることも多いのですが、組織全体のことが見えていていつも驚きます。
 
今回の対話の真面目な話の中で考えさせられたのが、
配属先から見れば「外部者」である自分という存在です。    
(これは、マイナスの意味ではなく、意義としての意味合いが強いです。)
 
業務に関わる内容もあるので詳細は書けませんが、
「外部者」であるということについて以下の2点をメリットとして感じました。
 
1.外部の者だからこそ持つ視点
これは、国際協力の場面ではよく言われるものですね。
そこにずっといると当たり前になってしまって気づけない価値であっても、外部から来た人ならそれに気づくことができます。新たな価値観を組織に供与するという意味で、「外部者」だからこそ持てるメリットです。
2.しがらみに囚われない
組織は長く続いていたり閉鎖的な環境にあったりすると、組織の中のしがらみが強くなって動きにくくなってしまうことがあります。今の配属先にこれがどの程度あるか分かりません。しかし、もし強くあった場合でも、「外部者」である人間ならば、そのしがらみに囚われずに行動することができます。
規模が違いますが、カルロス・ゴーンが日産のものすごい改革を推し進めたのもこのが働いていると思います。
 
組織に変革をもたらすには、異質の者の存在も必要なのです。
 
 
また、上記について書けたのは、
今回一緒に話した上司が、そんな自分の存在を肯定してくれているというのがあります。
配属先の中でも専制的なリーダーシップをとるのではなく、全員に意見を求め、組織で動こうと考えています。
 
日本での経験から、外部の者の介入は抵抗あることが少なくありません。
この姿勢は非常にありがたいです。
私も、頑張りすぎちゃって活動が独りよがりになってしまわないように気をつけたいです。
 
 
ちょっとお酒も入っているので、タイトルからして長くなりましたが、そういうことです。
 
自分が果たすべきこと、役割を考えながら、明日からもお仕事がんばります!!


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ご飯は誰かと一緒に

ラオスで生活していると、
人とのface to faceのつながり、また、そういうのを大切にしようというラオスの人々の温かさをよく感じます。
 
日本での家族のような関係が、すごくにも広がってコミュニティを成しています。
日本ではその家族さえも関係が希薄化していることがありますが、ラオスでは一般的に人との付き合いが日本よりも広く深いと感じています。
(もちろん、日本でも絆が強く残っているコミュニティも多くあると思いますが。
 
例えば、家族・親戚はもちろん、仕事仲間、ご近所さん、友達、友達の友達、、、。
もう何でもありで、一緒に楽しく会話し、ビールを共にしています。
 
初めて行くラオス人の家では、果たして誰までが家族なのか分からいということが間々あります。
というよりも、誰の家かよく分からないことさえあるくらい、みんな親密です。
 
 
そして、それは食事の時にも表れます。
 
ラオスの人はよく、
「ご飯はみんなで食べないとおいしくない!!
と言います。
 
それは外国人に対しても同じ姿勢で、よく食事に誘ってくれます。
 
今回も、
フェアの販売ブースにて人で店番をしていたら、隣のブースのお母さんに誘ってもらって、並びのブースの女性たちみんなで食事!!
初対面だったりするのに恋人の斡旋までしてくれます()
 
 
みんなで食べるご飯は、確かにおいしいですね☆
 
 
今後もなるべく多く、ラオスの人たちと一緒においしく食事をしていきたいです。


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プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

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