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ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   

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【観光情報】ワット・バーンチェーン

ラオス語表記:ວັດບ້ານເຈງ
英語表記:Vat Ban ChengVat Santiphab
 


ワットというのはラオ語で「寺院」、バーンは「村」を意味するので、
チェーン村のお寺と、所在地の村の名前からそのまま呼ばれている寺院です。
観光局などでは、サンティパーブ寺院という表記になっているので、
それがお寺自体の名前のようです。
 
 
ここには、「生命の樹」と呼ばれるものがあります。
 
それがこちらです。
 
一見すると、ただの木に見えます。
 
しかし、これをもうちょっとアップしてみると、
 
その枝は、それぞれいろいろな動物の形をしています。
そして、この樹についているものはすべて、人工のものです。
 
この葉っぱも木の実も動物も、人の手によるものです。
  
葉っぱ
 
 
木の
 
 
鳥の枝
 
 
人の枝
 
この樹はブッダにまつわる伝説に由来してつくられたものです。
長くなるので、その伝説を3行でまとめると、
 
木の実が大きくなりすぎて動物が困る。
ブッダに頼む。
不思議な実がなる樹になった。
 
というものです。
 
もう少し詳しく知りたい方は、こちらに英文での説明があります。
 
人々の信仰が作り出したこちらの生命の樹。
近くで見れば、ひょっとしたら不思議な力を手に入れられちゃうかもしれません。
ウドムサイに来たら、一度行ってみてはいかがでしょうか。


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【観光情報】ウドムサイ博物館

ラオス語表記:ຫໍພິພິດທະພັນ ແຂວງອຸດົມໄຊ
英語表記:Oudomxay museum
 



街を見下ろす丘の上にある博物館で、遠くからでもその存在を知ることができます。
営業は平日のみで、土日は休館のようです。
 
 
博物館への行き方ですが、
あまり目立たないですが、主要道路からはこの看板が目印です。
 
この階段を上っていきます。

プー・タートと道路を挟んで反対側にあります。
 
上ります。
 
5分くらい上ると、博物館が見えてきます。
 
ちなみにこちらは博物館の裏手になります。

正面から来るとこんな感じです。

けっこう立派な建物です。
 
 
さて、このウドムサイ博物館が展示しているものは、………。
何が所蔵されているのでしょうか??
 
 
すみません、私もまだ行ったことがないのでよく分かりません。
現在、絶賛調査中です。
 
ラオ人に聞いてみたけど、何が所蔵されているのかが理解できませんでした。
後日、詳しく調査し直してきます。
 
 
こんな情報でブログに載せるな、と思うでしょう。
しかし、いつ行けるか分からないので、行き方だけでも載せてみました。
ご承知ください。
 
情報ある人は、教えてください。てへ


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途上国でモノを売るときのウリ

これはラオスに来て、
私が勝手に感じているモノを売るときの価値訴求の段階です。
 
かわいそうだからと情に訴える
安さを強調する
めずらしさ(地域性・伝統)を強調する
品質にこだわる。顧客ニーズに応える
顧客ニーズをかきたてる
 

①から⑤推移するにつれて、グレードが上がり、競争力は強くなっていきます。
買ってくれという店舗主体の目線から、
買いたいという顧客に思ってもらえるような価値に変化していきます


しかし、国際協力や人道支援をやってやろうという意識が強いほど、③くらいまでで勝負しようとしがちな気がします。
たしかに、価格や独自性も差別化要因にもなりえますが、個人的にはそれだけでは強い市場競争力は生み出せないと思っています。
手法としては、簡単なので使ってしまいがちなのかもしれませんが。。
安いだけ、ただ単にめずらしいだけだったら、どこにでもありえますし、それに、生産者の力を少し低く見ているような気がします。


たとえば、その商品の持つ潜在能力によって、人にどのようなメリットを供与することができるかまで考えられたら、もっと良いマーケティング戦略をとれるのではないでしょうか。

結局、顧客ニーズというよくある言葉に落ち着いちゃいそうですが、
③までの単純な文句だけでは真に顧客ニーズを満たす、長期的な根を育てるための途上国のマーケティングにはなりえないと思います。
 
最近、同期隊員との話の中で感じてこれを思ったのですが、③までは売ろうとする側の、価値の押し付けになっている気がします。
「生産者」のつくる力、「顧客」が感知する価値観、これらを少し軽視して売りつけることだけに急いているのではないでしょうか。
 
まぁ、私自身も自戒の意味も込めて、これを書いているわけですが。
 
特に、先進国から途上国へ「開発」に来ているという意識がよくないのかもしれませんね。
 
 
マーケティングについてはグローバルな基準を用いながらも、活動では現地の力を信じる。
 
この2つの観点をなくさないように活動をしていきたいと思います。


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始めたばかりのデータ

大したものではないですが、
来客数、国籍、売上データなどの簡易的なデータをとっています。
(どこの都市と一緒にウドムサイに観光に来てくれたかとか、どこでPMCを知ったかとかも重要ですが、機会があった時だけの調査項目にしています。)
それだけっ!?、と思うかもしれませんが、今の「目的」にはこれくらいで大丈夫です。
 
今までは特になかったようで、統計は私の代から始めたもの。
なので、蓄積はありません。
もっと過去データがあれば、、、と正直思ってしまうことはあります。
分析の幅も広がるし、効果測定もできるのですが。
でもまぁないものはしょうがない。
そう思って、とにかく始めています。
 
まずは続けやすいように、シンプルに。Excelで作っています。
 
標本は少ないですが、多少なりとも2年後の自分の効果測定的な意味でも使えるかと期待しています。
 
本当はもっと長期的な視野で作り始めたものですが、すでに活用することができました。
それは、分析ではなく「論証」としての利用です。
 
もともと、来客数が少ないというのはスタッフ共通の認識だったのですが、
それを数字で出してみると、インパクトが違います。
統計の数字を見せたら、スタッフも「本当に!?」というリアクションをしてくれ、
こちらが意識してもらいたいことが、言葉で長く言うよりも、強く意識してもらえた気がします。
言葉だけの場合よりも、鮮烈に「危機感」を生む働きがあります。
 
もちろん危機感だけ出して終わりでは意味がないですし、敗北感に変えてしまっても意味がないので、この危機感を「インセンティブ」になるように役立てていきたいです。
 
 
また、データは指標になりますので、
この問題に対してどういったアプローチを図ったら改善が図れるかも考えてもらおうとしています。
 
自分の中では、ある程度道が見えてしまっていますが、それはあくまでも自分の中でのこと。
みんなで考えれば、より良い意見にブラッシュアップされたり、私の想像しえなかった考えが出たりするかもしれません。
 
 
非常に小さいデータかもしれませんがせっかく取り始めたものなので、
今後も必要な情報をうまく抽出して、活動を進めやすくしていきたいですね。
 
分析、論証、指標や効果測定としての活用、それらのために、
このデータ採取という仕事をしっかりと継続させていきたいです。


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戦略の方向性 -PMC解体新書-

前の投稿の続きから)

現状を受けて基本的に進めていきたい戦略の方向は、大きく2つ。
 
1.「Noticeable」をテーマにした戦略、戦術の遂行
PMCやその商品の認知度の向上、視認性の向上を図るもので、これは分かりやすいかと思います。
PMCがポテンシャルを内在しつつも、その素晴らしさを伝えることができなければ、顧客はそれを認知することはできません。そのため、この情報伝達の力を強化させようという戦術の方向性です。
 

2.機能別組織から一歩進んだ組織の構築
これは、1.を効果的に達成するためにも必要になってくる組織変革に関わる方向性です。(ちょっと長くなります。以下。)
 
現在の顕在化している問題のいくつかは、担当業務の遂行で満足し、そこで仕事を完結させてしまっていることに起因しています。(と分析しています。)
配属されてかなり感動している組織ではありますが、さらに上に行く組織になるためにはこれでは不十分です。
というよりも、アダム・スミスが唱えた分業論や、俗に言われる規模の経済も、うちの組織にはあまり適していません。
部分最適を目指すのではなく、「全体最適」を見通した組織を目指していきます。
 
現在の機能をざっくり表わすと、


こんな感じ。
 
ひとつひとつの機能が分断して考えられている気がします。
業務の遂行に「顧客」が目に映っていない、つまり、組織全体としてのビジネスプロセスのゴールが映っていないことがあります。
店舗販売ですら、お客さんに買ってもらうことよりも、きれいに商品を並べてそれで満足してしまっています。
 
まぁ、これまでの活動の進め方は「製品主体」で、他の組織機能の部門にはあまり目が行っていなかったようなので、しょうがないですね。
これは進め方の問題であって、逆に組織のスタッフには教えてもらうことや感心させられることも多いです。
 
 
これを、すべての部門で、「顧客」を意識した活動にアップデートしていく必要があると考えています。
その手段として、全体をひとつにとらえて、業務が流れるようにしていこうと思います。
 

こんな感じ。
 
一種のバリューチェーンの構築ですね。
またこの背景には、現在の規模であれば、無理に機能を分断する必要はないという判断もあります。
 
 
問題を単純化させ過ぎているように感じるかもしれませんが、問題を単純化できないと問題を解決するのは困難です。この問題が根本から解決されれば、チェックしておいたポイントの70%ほどは改善されうると考えています。
また、これによって機能を横断するような戦術の策定がよりスムーズになります。
 
 
…。
と、話の核になりつつも、配属先について差し障りのないと判断されるところだけを一部イメージに変えて記載してみました。(配属先マネージャーからはOKもらっています。)
具体的なエピソードや今後の戦術を書いた方がより分かりやすいかもしれませんが、これ以上先のことは、多分書けない内容を含んでくるので割愛させてもらいます。
でも、これらの核をおさえておけば、戦略の道筋はできてくるかと思います。
 
 
コンカレントに進めている、マーケティング用のツールの下準備も整ってきているので、焦らず熟考しつつも、早くストーリーを描き切りたいです。
 
来週はちょっと勢い強目で行きたいと思います。


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プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

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