東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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※環境教育のトピックスではありません。
ラオスで生活していて、よく目に付くのが道端のごみです。
日本で、ごみのポイ捨ては良くないと教えられて育った私としては、道端に捨てられているごみは、無意識的に問題としてとらえてしまいます。
しかし、同じ場所で生活しているすべての人が同じように問題視しているかというと違うと思います。
道端のごみに気づける人というのは、日頃からごみは道端に捨てないようにと注意を払っている人だけなのです。
逆に言うと、注意を払っていなければ、問題は見えてこないものです。
これは、日々の生活だけでなく、協力隊の活動にも同じことが言えると思います。
活動の中で問題点として目に付くものというのは、自分自身が意識している事象です。
得てしてそういうものは、気づく人にとっては気になってしょうがありません。
しかし、それを意識せずに行動をしている人にとっては、全く気づけないものだったりします。
同じ景色を見ていても、問題を意識していなければ、その問題は認知できないのです。
問題に気づく人というのは、気づく前から問題を意識している人なのでしょう。
私自身、至らない点もあると思いますが、
勉強しながら、自分の周りにあるごみに多く気づけるようにしたいと思っています。
そして、自分が気づいているごみに相手が気づかない時には、一緒にごみ拾いをする覚悟で問題を共有していきたいです。
実践することで、見えてくる世界というのがありますからね。
私の活動は、まずは自分が気づいている問題を共有することだと思っています。
そして、さまざまな実践と問いの中で、いつか自分から問題を認識できるようになると信じています。
何事もstep by step。
育ってきた環境がより近いはずの日本人相手でも難しいですからね。
活動は日頃の意識付け、習慣づけから、地道に進めていこうと思っています。
…というのを、最近の協力隊活動の中で考える場面がありました。
いろいろな場面で気づきを得られる人間になりたいものです。
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