東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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よく聞く、途上国配属先での突然の人事異動。
まさか自分の身の回りでも起きるとは思ってもみませんでした。
朝8:00出勤。
いつもと変わらない仕事の始まり。
9:00 上司が、局長に呼ばれていく。
9:20 上司が戻ってくる。
上司「来月から2年間、政治学の勉強のために学校に通うことになった」と。
ええっーーΣ(゚Д゚)
あの上司が!?
来月から!?
そして、2年間!!?
いや、本当にびっくりしました。
この上司、しばしばこのブログでも紹介していますが、
自身でハンディクラフトの技術があり、私の改善案をかなり聞いてくれ、周りもうまくまとめてくれていた非常に重要な人物。
私がここまで計画通りに活動を進められたひとつの要因は、彼の存在でもあります。
この上司がいる限り、配属先は大丈夫だろうと思っていたのですが、まさかその上司が2年間スクールに通うために職場に来られなくなるとは。
個人的にはけっこうショックが大きいです。
しかし、局長も期待しているから彼を推薦したわけだろうし、彼自身のキャリアアップにつながることなので、応援しないといけませんね。
もともとスタッフが3人(私を含めず)しかいない職場で、
上司(=マネージャー)が抜けると2人だけになります。
業容から考えれば2人でも十分に回せるはずですが、今のレベルでは厳しいと思っています。
そして、この上司のマネージャー業務。
ありがたいことに私に依頼が来ましたが、あと8カ月で私は帰国するので、それまでになんとかしないといけません。
本来であれば、30代のスタッフをまずは代理に就かせてみて、鍛えていくという風になるのかもしれませんが、本当にそのレベルではないのでまず無理です。
ひょっとしたら新年度(4月)の人事異動で人員の補充があるかもしれませんが、最悪のケースを考えて動いていこうと思っています。
とりあえず今のPMCの仕事を分解し、2人で回せるような業務の割り振りを考えていかなければなりません。
昨日の職場のミーティングで、「今年はもう仕事をやる気はないから」と公表してしまっていたのに、来月もやることが多くあるみたいです。
活動はソフトランディングに入っていましたが、
協力隊の現場、本当に何が起こるか分かりません。
ただ、ラオス語ができない状況でこれが起きなくて良かったのと、私がいなくなった後でこの状況が起きなくてよかったと勝手に思っています。
そして、ここに来てまた組織編成を考えられることに、わくわくしてしまいます。
こういうピンチの時こそ力量が試される気がします。
配属先には申し訳ありませんが、面白くなってきました。
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