東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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今回は、マーケティングの4つの要素(4P)のうち、Promotion(プロモーション戦略)について説明します。
プロモーションの目的は、製品を多くの消費者に対してアピールすることです。
その方法としては、広告、人的販売、販売促進、PR、パブリシティがあります。プロモーションの基本は、情報、説得、伝達を素早く行うことです。
企業は、ただ製品を流通チャネルに乗せて販売するだけでは、マーケティングを成功させることはできません。製品がいかに消費者にとって有益な存在であるのかを伝えなければならず、その役割を果たすのがプロモーションなのです。
正確な情報を伝えることによって、人々の商品に対する価値の認識が変わったという例を紹介します。
平成15年2月8日に、東京・銀座の競売会にある油彩画が出品されました。
当初、油彩画に対する競売目録には、作者不詳『婦人像』とされ、鑑定人がつける落札予想価格は競売2日前まで1~2万円に設定されていました。
しかしその後、この油彩画がゴッホ作『農婦』の真作であることが判明したのです。その結果、落札予想価格は300万円以上に変更になり、競売会ではなんと6,600万円もの高額で落札されたのでした。
商品としては同じものでも、正しい情報を伝えないと正しい価値は認識されません。
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