東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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もう3月ですね。
会計年度を3月締めにしている会社は多いのではないでしょうか
というわけで、今日は、活動における予算について感じたことを、少し前の自分の経験と合わせて勝手に書いてみます。
協力隊員の活動の話を聞いていると、
「いかに金を使わずに活動を進めるか」
なんだか、そういう風潮を感じます。
もちろん、多くの場面でそれは大事です。
過大投資は避けるべきであり、身の丈に合った計画にすべきだということは、金融機関で働いてきた自分は十分承知しているつもりです。
しかし、それにとらわれ過ぎ、予算を使う計画には一律に否定的になっている印象もままあります。
つまり、投資すべきことにも消極的になってしまっている状況です。
経営においてチャンスの時には、資金をいかに有効に活用するかということも重要なのではないでしょうか。
もちろん資金を活用するということは、
投資になるだけでなく、単なる浪費になる可能性もあるので注意は必要です。
しかし、ちゃんとした計画・戦略の下では、「投資」となりうるのです。
そのことも、金融機関で働き学ばせてもらった、…はずでした。
しかし、私もある時まで、投資になるような資金の使い方を活動の中であまり考えてきませんでした。
カネがないという周りの声に流され、私自身も、いかにカネを使わないかという発想に囚われてしまっていたのだと反省しています。
キャッシュだけが資産を形成する要素ではありません。
組織の裁量の中で、いかにキャッシュを将来的に有効な資産に変えていくのか、それを考えていく必要があります。
日々の活動の中では、限りあるヒト・モノをいかに使うか、という問題に直面します。
それと同じように、限りある「カネ」をいかに使うか、も重要な課題なのです。
私は、PMCのビジネス組織としての維持力を勘案しつつ、
妥当性のある使途と、適正な資金効果を持った計画を活動の中で考えていく必要があるでしょう。
ちゃんと活動の中で、前職の経験も活かしていこうと思います。
さて、個人事業主のみなさん、3月15日までに確定申告を!!
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