東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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ちょうど1週間前の2015年7月8日(水)。
私の残り営業日数が56日となったその日に、PMCに新しいスタッフがやってきました。
彼に与えられた業務内容は、「私の仕事の引継ぎ」。
私としてはこの1年くらいをかけて計画的に、従来の配属先スタッフに一応は業務を引き継いできたつもりでいました。
しかし、上司としては、それだけではやや不安が残るということで、
産業商業局の局長に新しいスタッフを要請してくれていたようです。
私が提案してきた仕事を、私の帰国後も配属先に残そうとしてくれているのだと、ありがたく受け取っておきます。
新しく来たスタッフは、まだ20代。
若いですが、その分素直で、かなり一生懸命頑張ってくれています。
教えたことの理解も早いですし、行動も早いので安心して仕事を任せられるタイプです。
そして、ラオスに来ておそらく初めて、「ホウ・レン・ソウ」がしっかりできるスタッフです。
日本では当たり前に語られるホウ・レン・ソウですが、その当たり前をしっかりやってくれることに、ものすごく安心感を覚えるものなのですね。特に、half-finished のまま仕事を忘れることが多いラオスの職場では、すごく助かります。
また、教えたことに対しては、自らのアイディアを付け加えてレスポンスをくれることもあり、
意見を交わすことで私が伝えたいことも伝えられやすくなりますし、私自身が気づかされることもあります。
残り2カ月ほどで時間がないので、今は日中マンツーマンで仕事を見ています。
新たにシラバスを作ったり、今まで日中にやっていた仕事を定時後にやったりと、相変わらずバタバタしていますが、
それでもがんばって覚えてくれようとしている姿を見ると、こちらのモチベーションになります。
特にここ数日は突然の仕事が降って来て寝不足の日が続きますが、あと数日頑張りたいと思います。
これまで停滞してしまっていたマーケティング(販路拡大)部門に対し、彼が大きな戦力になってくれることを祈っています。
初めは2カ月という短期間に不安がありましたが、
すでに2年間苦労して教えてきたスタッフよりも仕事をしているのではないかという虚しさも覚えるくらい、今のところ順調です。
まだ異動があって1週間ほどなので、彼を見極めるのは早いですが、
このままうまく業務の引継ぎができれば、私も大変うれしく思います。
残り2カ月、ここで仕事が増えるとは思っていませんでしたが、
ありがたいことだと思い、出し惜しみをせず今のベストを尽くしたいと思います。
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