東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
在庫管理でよく使われる発注方式は、定期発注方式、定量発注方式、ダブルピン方式の3つです。
1.定期発注方式
・あらかじめ決めておいた一定の期間ごとに発注する方法。
・一定の期間ごとに、発注してから次の発注までの間の需要量を予想して発注することになる。
⇒発注量=発注サイクルと調達リードタイムの合計期間における予想消費量―(現在の在庫量+発注残)+安全在庫) をその一定の期間ごとに発注することになる。
・(メリット)需要の変動などに対応して発注量を変化させることができる。
・(デメリット)発注サイクルと調達リードタイムが長いと、安全在庫が多くなる。
2.定量発注方式
・一定の在庫量になった時に、一定の量を発注する方法。
・調達リードタイムの間に、安全在庫を下回らないような在庫量のうちに発注をする。
⇒発注点=調達リードタイム×調達リードタイム中の平均需要量+安全在庫 になった時に発注する。
・発注費用と在庫費用を勘案した総費用が最も小さくなる量を発注する。
⇒EOQ=√2×一回当たりの発注費用×年間需要量/在庫単価×維持費用 が経済的発注量となる。
・(メリット)一度発注量・発注点を決めてしまえば、その後の管理がラク。
・(デメリット)需要変動に対応しにくい。
3.ダブルピン方式
・総在庫を等分し、1/2を消費した時に、消費した片方を補充するという方法。
・(メリット)管理がラク。
・(デメリット)消費量が小さいものには、対応が難しい。
これらは、ABC分析を用いて管理手法を選択することがあります。
今回はあまり詳しく書いていませんが、それぞれに長所・短所があるので、それを理解したうえで、適した発注方式を選択する必要があるでしょう。
COMMENT