東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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出典元がどこだか分からないのですが、
Facebookで多くのラオス人の知人がアップしていた画像がこちらです。
画像の上部が、独身男女のそれぞれの月給、
画像の下部が、結婚した男女のそれぞれの月給を示しています。
結婚した男性になぜ角が生えているのかは分かりませんが、
つまり、これによると
ラオスの男性の平均月給は2,000,000kip(約30,446円)、
女性の平均月給は800,000kip(約12,178円)
であるということです。
(※7月22日時点1,000kip=15.22円)
統計元が分からないので数字の信憑性が不明なものの、
Facebookでラオス人の間で親しまれていた画像ということで、
むしろこの数字はラオスの一般の人たちの感覚的な数字に近いのではないでしょうか。
この収入が多い少ないということを論じるつもりもありませんし、
結婚によるお財布事情について共感するところを書くつもりもありません。
ただ、ラオスの人たちの月給という、
結構センシティブな情報があったのでただ単にシェアさせていただきました。
でも、やっぱり敢えて書くと、
結婚というものについては日本もラオスも同じようなお財布事情になるのですね。
以前も紹介した上司の家業のお手伝い。
先日のリーフレットのデザインも無事に決まり、
私が首都ビエンチャンに出張に上がった際には、リーフレットの印刷も完了しました。
また、その出張の際には、営業も頼まれ、
いくつかの商談を持って帰ることもできました。
別に自分の協力隊の活動成果にはなりませんが、
現在進行形でお世話になっている人ですし、一生懸命やっている人というのは応援したくなりますよね。
そして、私の活動の一部が、こうして残っていくことを期待しています。
また、自分の活動を近くで見ていて人から、自分を認めてもらえているので仕事を任せてもらえていると勝手に思っているので、時間のある時にはこうしたお手伝いもしていきたいと思っています。
そして、自分自身のためにも、
今は何につながるか分かりませんが、一生懸命取り組んでいたことが、将来の何かの経験として役に立つかもしれませんからね。
今はPMCの新スタッフへの指導と、配属先に対する最終レポートに向けた準備で、あまり他のことに余所見をする余裕がありませんが、残り2カ月、任地でいろいろ御恩返しをしていきたいと思います。
詳細は書きませんが、先週引き受けた仕事のひとつが、
あるイベントの収支計画書の作成。
水曜に正式に引継ぎ、金曜の午前がタイムリミット。
話がよく詰まっていないものも、こちらで話を詰めて、数字にしていく。
ものすごく飛び散って散在する情報をひとつずつ整理して、ひとつの計画になるように関連づけていく。
希望と決定事項が織り交ぜられた情報の中で、実現可能性を妥当性で補強していく。。。
久しぶりに前職を思い出した作業になりました。
ただし、配属先の業務ではないため、業務時間外に作業。
というか、日中は新しいスタッフにマンツーマンで指導しているので、
通常業務も業務外にやっている状況に加えてのこの仕事。
お昼を食べる時間がなかったり、睡眠時間を削ったりしながらの作業となってしまいました。
まぁ仕事やっていますアピールなわけですが、けっこう感覚が研ぎ澄まされながら作業をしました。
(ついつい調子に乗って、企画書まで書いてしまいました。)
前職も、最終出勤日の前日に同じような(もっと至急の)案件を任せてもらったのですが、その時のことを思い出させてもらいました。
会社を退職して、ちょうど2年。
前職の経験がいろいろなところで活きています。
今の協力隊の活動も、どこかでまた自分の人生に活かせたらいいと願っています。
日本で出家と聞くと、頭を丸めて一生お寺に勤えるイメージがあります。
というか、私はそういうイメージでした。
しかし、ラオスでは期間限定(2週間くらい~数年)で出家をするということがよくあるそうです。
何でも、出家することで家族や自分自身のために徳を積むことができるのだとか。
(私の拙いラオス語の理解ですが)
そして、昨日、
ウドムサイでお世話になっている家族の親族の一人が出家をするということで、その儀式に同席させていただきました。
場所はお馴染み、ラオス三大仏が本尊のラー郡にあるシンカム寺院。
出家する方は、頭と眉毛を剃り、
そして、本堂に移り、
お経を唱え、出家における規則を聞き、
袈裟を受け取ります。
しかし、ここからは、写真のみで雰囲気を感じ取ってください。
(私もそれぞれの儀式の意味するところは、推測で理解しているだけなので。)
外国人である私があまり写真をパシャパシャ撮るのはいかがなものかと思いましたが、親族のラオス人もたくさん写真を撮っていましたし、逆にお願いをされたので写真を撮ってきました。
出家。。。
次は自分がする番ですかね。
ちょうど1週間前の2015年7月8日(水)。
私の残り営業日数が56日となったその日に、PMCに新しいスタッフがやってきました。
彼に与えられた業務内容は、「私の仕事の引継ぎ」。
私としてはこの1年くらいをかけて計画的に、従来の配属先スタッフに一応は業務を引き継いできたつもりでいました。
しかし、上司としては、それだけではやや不安が残るということで、
産業商業局の局長に新しいスタッフを要請してくれていたようです。
私が提案してきた仕事を、私の帰国後も配属先に残そうとしてくれているのだと、ありがたく受け取っておきます。
新しく来たスタッフは、まだ20代。
若いですが、その分素直で、かなり一生懸命頑張ってくれています。
教えたことの理解も早いですし、行動も早いので安心して仕事を任せられるタイプです。
そして、ラオスに来ておそらく初めて、「ホウ・レン・ソウ」がしっかりできるスタッフです。
日本では当たり前に語られるホウ・レン・ソウですが、その当たり前をしっかりやってくれることに、ものすごく安心感を覚えるものなのですね。特に、half-finished のまま仕事を忘れることが多いラオスの職場では、すごく助かります。
また、教えたことに対しては、自らのアイディアを付け加えてレスポンスをくれることもあり、
意見を交わすことで私が伝えたいことも伝えられやすくなりますし、私自身が気づかされることもあります。
残り2カ月ほどで時間がないので、今は日中マンツーマンで仕事を見ています。
新たにシラバスを作ったり、今まで日中にやっていた仕事を定時後にやったりと、相変わらずバタバタしていますが、
それでもがんばって覚えてくれようとしている姿を見ると、こちらのモチベーションになります。
特にここ数日は突然の仕事が降って来て寝不足の日が続きますが、あと数日頑張りたいと思います。
これまで停滞してしまっていたマーケティング(販路拡大)部門に対し、彼が大きな戦力になってくれることを祈っています。
初めは2カ月という短期間に不安がありましたが、
すでに2年間苦労して教えてきたスタッフよりも仕事をしているのではないかという虚しさも覚えるくらい、今のところ順調です。
まだ異動があって1週間ほどなので、彼を見極めるのは早いですが、
このままうまく業務の引継ぎができれば、私も大変うれしく思います。
残り2カ月、ここで仕事が増えるとは思っていませんでしたが、
ありがたいことだと思い、出し惜しみをせず今のベストを尽くしたいと思います。