東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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現在の活動状況ですが、
店舗運営の表の部分は、最初に策定した計画通りに進んできました。しかし、その計画に入っておらず、ここ最近身に染みて改善の必要性を感じているのが、「在庫確保」の問題です。
およそ通年の業務を把握し、ようやくその概観を掴んできました。
今思うのは、本当は1年目から取り組みたかった問題だったということです。しかし、情報・データがなかったので、ようやく自分で問題を知り、取り組めるようになりました。しょうがないです、今からやるしかありません。
今年いっぱいは販売イベントが重なり、在庫の問題に取り掛かるのはタイミングが悪いです。ですので、それらが落ち着いて、新年から新たに在庫の問題に取り組んでいこうと思います。
ただ、その必要性を説明するのは、在庫が不足している今の方が実感できるので、説明だけは今の方が適しているかと思います。そこで、9月中旬くらいまでには、在庫確保についての改善案のレポートorプレゼンができるようにしたいと考えています。
というわけで、数回にわたって、在庫量の一定確保の問題についてブログに書くと思います。1週間強くらいではまとめたいと思っています。
…という、まずは決意表明でした。
いつもの如く自分の考えをまとめるだけで、海外の楽しい話を読みたい人のご期待には沿えないと思いますが、それでもよろしければお付き合いください。
あまり目立っていません。
今出来ることをやっておきましょう。
仕事の合間に、昨日言っていたツーリスト・インフォメーションセンター向けのチラシを作成してみました。
ただ、配属先スタッフに仕事のプレッシャーを与えるため、意図的にちょっと急ぎでやりました(笑)
対象スタッフがどれだけ感じ取ってくれるか分かりませんが、
「こっちはもうすぐにでも動きたいし、準備もできているんだから、そっちも早く準備してくれよ!」という、無言のメッセージです。
こういうの、何とも日本人的ですし、性格悪いな、と思う人もいるかもしれません。
実際、こういうのをちょっと楽しんで見守ろうとしている自分は性格が悪いと思います(笑)
ただ、ラオス人スタッフには、この方式が合っていると感じています。
もちろんすべてのラオス人を一括りにすることはできませんが、少なくともうちのスタッフにはそう思います。
面と向かって直接言わなければならなければダメな場面もあるかと思いますが、それをしなくてもいい場面では、婉曲な伝え方の方が合っている気がします。モノの感じ方が、日本人とすごく近いです。やり方は経験がある分、少しラクですが、気を使ったりもします。
(この辺、やっぱり自分は日本人だな、と感じていますが。笑)
何はともあれ、スタッフの協力がなければ、私の活動は進められないですし、進める気もないので、自発的な活動を期待しています。
日本人的な仕事観の押し付けかもしれませんが、「スピード」というのも仕事の大事な価値だと思っているので、こういう仕事へのスタンスもあるんだということは身をもって伝えていきたいです。
私の活動先の活動目的は、製品生産グループの収入拡大とそれらコミュニティの開発。
もちろん、現在の配属先は産業商業局であり、「産業」いう観点からだけでも、そこそこの活動はできる予定にあります。
しかし、コミュニティの開発はもっと多様な観点からアプローチが可能だとも思っています。
そこで、他の省局とも連携を図れないか検討をしています。
まだ動き始めたばかりですが、
個人的なつながりがある&お互いの利害関係が明確に理解しやすい観光局にまずはアプローチをしてきました。
そして、今回、
ツーリスト・インフォメーションセンター(観光局)内に、うち(PMC)の一部の商品を置いてもらうことができました。
たぶん誰も分からないと思いますが、真ん中の青いのがうちの古いパンフレット。
大きな前進です!!
ただ、商品を置いてもらっている分際で言うのは恐縮ですが、まだ視認性が低い状況。
チラシや広告の掲示と、ディスプレイ変更の内諾は得て来たので、少しいじらせてもらおうかと思います。正直、全体をいじりたくなってしまっていますが(笑)
ツーリスト・インフォメーションセンターは大事なポイントのひとつだと思っているので、ここ専用のチラシも作成しようかと思っています。
現在、ここの立地を生かした営業戦略のアイディアを練っているところです。
そして、今は観光局からgiveしてもらっている要素が強いので、観光客の満足に貢献し観光局にtakeもしていかなければなりません。
何はともあれ、ひとつ、他の省局との連携も始まり、わくわくしています。
これを維持させていくことが大事なのは承知していますが、始まるまでも大変だったので、少しうれしく感じています。
赴任してからこれまでは下準備の期間だったので、今後は外に向けた活動にどんどん移っていくつもりです。
しかし、その絡みで少し悩みを呟かせてもらうと、
いつになったら配属先にカラープリンターが入るのだろうか…笑
カラー印刷ができないと、チラシやらPOP広告やらが…。
まぁ、今出来ることをやっておくしかないですね。
いろいろ浮気してしまいましたが、
マーケティングについての全6回の記事の最後に、実際にマーケティングを進めるに当たっての留意点を説明します。
それは、分析した市場機会と標的市場、マーケティングミックス(製品、価格、チャネル、プロモーション)の各戦略に一貫性があるかということです。
たとえば、成熟した上質な雰囲気の店舗にこだわるコーヒー専門店D社のマーケティングについて考えてみましょう。
D社は、今後も人々の多様な価値観の中で、上質なものにはお金を惜しまない層が増えていくと分析しました。
そこで、D社の標的市場は、シックな雰囲気を好む40代から50代の男女と設定されています。
コーヒーは、産地にこだわって海外から独自のルートで仕入れた豆を自家焙煎で提供しています。こだわりの材料を使ったメニューは、外資系チェーン店と比べるとやや高めの価格です。なお、お店は閑静な住宅街の玄関口としての性格が強い駅前に立地しており、来店客の多くが常連客となっています。
このD社の戦略は一貫性があると言えるでしょう。
しかし、ここでD社が価格・プロモーション戦略として、値下げを実行したり、割引クーポンを多く発行したりしたらどうなるでしょうか。
価格に敏感な新たな客の増加はあるかもしれません。しかし、最終的には価格競争に負けてしまったり、これまでのブランドイメージが崩れたりしお客様が減ってしまう可能性も考えられます。
マーケティングはただ闇雲に実行しても成功しません。しかし、正しいやり方でマーケティングを進めれば、厳しい経営環境にも対応できる強い会社をつくることができるでしょう。