東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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もはや見慣れた日常となりつつありますが、
いつもすごいなぁと思ってしまうのが、ラオスのパッキングの技術です。
屋台やレストランでテイクアウトしたい時は、
「アオサイトンデー(袋に詰めてー)」と言います。
これはなんとなく想像できるものかと思います。
ご飯だけでなく、スープやチェオ(タレ)もテイクアウトできます。
③ そして、麺類のメニュー、カオピアック。
麺類(スープ系)も問題なくテイクアウトできます。
そして、持ち帰るときの様子は、こんな感じ。
この日は我が家でカオピアック・パーティー
これも、本当に袋に詰めてきた!!?
持ち帰る時は、こぼれないか些か不安になりますが、案外大丈夫。
おかげで自炊をさぼっても、いろいろなお総菜や食事を自宅でもゆっくりと楽しむことができます。
手軽で便利なラオスのテイクアウト。
友達などとゆっくり話したい時にもお薦めです。
ピーマイ・ラオ(ラオス正月)の前から、決算書や経営指標に関するあれこれを言っていたせいか、
最近、アカウンティング担当のスタッフが頑張ってくれています。
今までぐちゃぐちゃで、どこにいつの決算資料があるか分からなかった状況でしたが、資料を整理し始めました。
また、元々、決算の勘定仕訳については正式に勉強したわけではなかったので、不安に思うことが多かったようで、
「今まではこうやってきたけど、これで大丈夫かなぁ」という質問をよくしてくれます。
こういう前向きな質問をして来てくれるようになったのはうれしいですね。
今まで現預金の増減については数字を追えていたので、
取引の相手勘定が何になるかを考える方法を身につけさせてあげられれば、ある程度任せても大丈夫そうです。
そして、この子、
最近はコスト管理(主に原価)にも興味を持ってくれています。
卸先の取引内容について原価計算を始める。少しは、数字に敏感になってくれたかな。
今日は、ある卸先との取引について「せっかく売上が多くても、その割に利益が少なくてどうしよう」と質問してくれました。
この場では理由は割愛して答えだけ言うと、取引内容は特段そのような心配をするようなものではありませんでした。
ただ、この子が「売上と利益を分離して考えてくれ始めたこと」と「問題意識を持ち始めてくれたこと」に勝手に感慨に浸ってしまいました。
(念のために断わっておきますが、PMCで利益重視というと語弊があると思いますが、組織基盤の維持と生産者のトレーニング(村落開発)のためには、適切な資本は確保しないといけません!!)
やっぱり相手からのリアクションが返ってくると、こちらも教えがいがありますよね。
この子のやる気が一時的なものにしないように、残りの任期も少ないですが、私もうまく教えていきたいです。
ウドムサイの街中から27km地点にあるラー郡。
ここでは、海外にいながら、なんと温泉に入ることができます!!
ラオスでゆったりしながら温泉という、贅沢な体験。
しかも、ここではラオスのイメージとも言える大自然に囲まれながら、温泉を満喫することができます。
周りの風景
温泉は、源泉かけ流しらしく、そのため温度は日によって異なっています。
最初は入るのに勇気がいるくらい熱く感じますが、
肩までつかると「あぁ~」と思わず声が漏れてしまうくらい気持ちいいです。
なんか、おっさんくさいですかね(笑)
温泉に長く使って身体が火照ってきたら、温泉の横を流れる川で身体を冷ますと気持ちいいです。
そして、また入湯。
なんでも熱い&冷たいを繰り返すことで、血管の拡張・収縮が行われ、自律神経が鍛えられる効果もあるそうです。
温泉に入るだけでも、疲労回復・ストレス解消の効果がありそうなのに、これはお得ですね。
でも、本当に自然を満喫。
日中は水を掛け合うくらい暑くなりますが、朝はまだ涼しいウドムサイ。
この温泉の入湯料ですが、
なんと、「無料」の公共浴場!!
ただ、更衣室やシャワーは未整備です。
ラオス女性の方は、アーブナムシンという入浴用の布をうまく使って着替えています。
外国人の方は、うまくやってください。
(私は、水着を着て入っています。)
あと、混浴です。
ちょっとそういうのはNGという人には、近くに私有の温泉を持つホテルやリゾート施設もあるそうなので、そちらを利用するのがいいかもしれません。
でも、私は自然を満喫できるこの公共の温泉もやっぱりおすすめです。
<行き方>
ラー郡の街の中にあるこの橋の脇に、下に降りられる小さな階段があります。
この道は一本道で、上流に向かって続いていくのでそのまま進みます。
最初の橋から70~80mくらいでもう温泉に着くので、最初の降りる道を見逃さなければ大丈夫です。
バックパッカーもなごむ街ウドムサイ。
その魅力のひとつが、この温泉なのです!!
※H.I.S.のスタッフの方が書かれているブログでも紹介されています。
ピーマイ・ラオ(ラオス正月)の時期に、ウドムサイの人がみんな参拝しに訪れるのが、ラー郡にあるワット・パチャオシンカムです。
ウドムサイの街から27km。
車で約40分の距離。
少し距離がありますが、日本で言う初詣のようなもので、みんなが訪れるお寺です。
このお寺はすごくご利益があると有名で、タイからわざわざ参拝に来られる方もいます。
というのも、ここに祀られているのは、
ラオス三大仏像のひとつに挙げられる「シンカム仏」。
(この三大仏というのは、大きさではなく、格式の高さが3本の指に入るという意味で、ルアンパバーンのパバーン仏、ビエンチャンのパケオ仏(タイに持ち去られてしまったというエメラルド仏)と並び、人々に崇められています。お寺の名前もこれに由来し、「シンカム仏のお寺」というのがお寺の名前です。)
特に、このラオス新年の2日間は、
普段は厨子の奥に祀られているこの御本尊シンカム仏が、厨子の外へ出され、直接参拝することができるのです。
ピーマイ・ラオは、水かけ祭りとして知られますが、
参拝時には仏像にも水かけ儀式を行います。
花や香水を入れてつくられた参拝用の聖水を、花や葉を使って仏像にかけていきます。
そして、お寺の中に入り、シンカム仏を始めとした仏像に水かけを行います。
そして、個人的にはこのお寺の別の魅力は、お寺の周りにある味のある仏像たち。
活動の成果自体は自分で生み出すので、
どうか無事にその活動を全うできますように!!
去年に引き続き、今年もウドムサイの街の中で水かけを体験してきました。
(去年の様子はこちら⇒水かけ祭り2014)
一緒に水をかけていた女の子は、水をかけた相手のバイクに乗ってどこかへ行ってしまいました。
すぐに帰ってきましたが…
そして、夜までビール&ダンス(別の友達のところへ移動)
基本的にカオス
そして、子供たちはラオス正月の
2年続けたラオス・ウドムサイの水かけ。
来年、このピーマイ・ラオがただの平日になっていると思うと、なんだか変な気がします。
しかし、この2年間、年甲斐になく楽しませていただきました。