東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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ピーマイ・ラオ(ラオス正月)の前から、決算書や経営指標に関するあれこれを言っていたせいか、
最近、アカウンティング担当のスタッフが頑張ってくれています。
今までぐちゃぐちゃで、どこにいつの決算資料があるか分からなかった状況でしたが、資料を整理し始めました。
また、元々、決算の勘定仕訳については正式に勉強したわけではなかったので、不安に思うことが多かったようで、
「今まではこうやってきたけど、これで大丈夫かなぁ」という質問をよくしてくれます。
こういう前向きな質問をして来てくれるようになったのはうれしいですね。
今まで現預金の増減については数字を追えていたので、
取引の相手勘定が何になるかを考える方法を身につけさせてあげられれば、ある程度任せても大丈夫そうです。
そして、この子、
最近はコスト管理(主に原価)にも興味を持ってくれています。
卸先の取引内容について原価計算を始める。少しは、数字に敏感になってくれたかな。
今日は、ある卸先との取引について「せっかく売上が多くても、その割に利益が少なくてどうしよう」と質問してくれました。
この場では理由は割愛して答えだけ言うと、取引内容は特段そのような心配をするようなものではありませんでした。
ただ、この子が「売上と利益を分離して考えてくれ始めたこと」と「問題意識を持ち始めてくれたこと」に勝手に感慨に浸ってしまいました。
(念のために断わっておきますが、PMCで利益重視というと語弊があると思いますが、組織基盤の維持と生産者のトレーニング(村落開発)のためには、適切な資本は確保しないといけません!!)
やっぱり相手からのリアクションが返ってくると、こちらも教えがいがありますよね。
この子のやる気が一時的なものにしないように、残りの任期も少ないですが、私もうまく教えていきたいです。
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