東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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よく事例に挙げられるものですが、
とある、靴を履く風習のない国への、靴の市場調査。
調査員A:「ここでは靴は売れない。みな裸足で歩いているから、靴の使用はしない。」
調査員B:「この国は、可能性のある市場だ。革新的に靴を広めることができる。」
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全く同じものを見ていても、その結論は大きく異なっています。
一般にはBの判断を勧められる風潮があるようですが、Aの判断を下すことも、私は正しい判断だと思います。
どちらの選択が正しいかは、結局のところ結果を見てみないと分からないかもしれません。
ただ、その判断をする上では、Bの可能性も検討している必要があると思います。つまり、同じ答えを選択した場合であっても、それしか答えがないと思って選択するのと、いくつかの選択肢の中から選択するのとでは、稟議の質が違うでしょう。
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話が逸れてしまいましたが、これはリフレーミングと呼ばれる発想法のひとつの事例です。
見方によって物事のとらえ方は変わるので、あえて別の視点で、新しい見方で物事をとらえようというものです。
うちの営業活動に活かせば、
① バッグを扱っている店に、営業をかけた方がいいのではないか
② まだバッグ等の小物を扱っていない店に補完的な提案をした方がいいのではないか
もっと広い視点で見れば
③ アパレルを扱っている店に営業をかけるか
④ アパレルは扱っていないが、別ジャンルですでに流通網を持っている店に営業をかけるか
と言った、発想の広がりができるかもしれません。
また、もっと他にも別の選択肢はあるかもしれません。
いずれにしても、可能な限り広い視野で、柔軟な発想で活動は考えていかなければならない、と最近のマーケティング活動を考えています。
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