忍者ブログ

ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論

東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

すぐの結果‐成果は焦らず長期的でいい?‐

国際協力の分野では長期的な視点に立った結果を求められますが、私は、活動の中で短期で結果を出すことも必要だと思っています。

 

その理由は、「理論の証明」「信頼の獲得」、そして「成功体験」のためです。

 

 

たとえば、ある目的のために、ひとつの戦略行動を策定したとします。

それは2年後から成果が徐々に表れると予測され、策定した自分はそのことを確信しています。

 

しかし、その戦略に則ってプロジェクトを動かす人たちは、その本人と同じ確信を持っているかというと、必ずしもそうとは言えないと思います。

 

そうした中、成果が表れるまで2年間、その戦略を信じて活動に専心するのは難しいかもしれません。いつまでも結果が見られないと、疑心暗鬼になってしまうでしょう。

 

しかし、ここでもし同じロジックで組み立てた戦略で、短期で成果を感じることができたならば、少し状況が変わると思います。

つまり、そのロジックの正しさが証明され、その戦略の発言自体の信頼性が高まります。すると、当初描いた戦略の信頼にもつながってくるでしょう。

また、そのプロジェクトを進めていく自信になるかもしれません。

 

このように、戦略行動をとってすぐに結果を出すということは、「信頼」につながる大事な要素だと、私は感じています。

 

 

卑近な例で失礼しますが、配属先でレイアウトを大幅に変えた時のことです。

これは、顧客動線を意識し、長期的に結果を残すための戦略のひとつでした。

 

しかし、レイアウトを変更した翌日に観光客が来た際、私が説明していた意図の通りに顧客が動いてくれました。

 

これによって、このレイアウトの戦略は間違っていないんだという、スタッフからの信頼が得られました。

 

他にも、商品配置を指摘した際や、カタログの作成などの折に、すぐにお客さんからリアクションを得られました。

タイミング良く来店客があったという運の良さもあるのですが、このようなすぐに出せた成果によって、私はわりと早い段階で上司からの信頼を得られたと感じています。

 

そして、このような小さな経験であっても、現地スタッフにとっては「自信」につながっていきます。つまり、小さくても成功体験を積み重ねることで、活動に対してポジティブになれるのです。

 

 

以上のように、自分の理論に信憑性を与え、スタッフからの信頼を勝ち得る、そして成功体験を経験するといった意味で、すぐに出す結果というのも、時には必要だと考えています。

☆★PMCでFacebookを始めました。
 ⇒ https://www.facebook.com/pmc.oudomxay

にほんブログ村 海外生活ブログ 青年海外協力隊へにほんブログ村 海外生活ブログ ラオス情報へ
にほんブログ村
↑ ↑ ランキング参加中。
応援よろしくおねがいします!!
(ブログ村へのリンクになります。)



PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

プロフィール

HN:
ぽーんさわん
性別:
非公開
自己紹介:
2013年11月よりラオス北部の都市、ウドムサイで生活しています。

言葉もうまく通じず、うまくいくことばかりじゃないけど、ラオスの人々の優しさ、雄大な自然、この身の回りの環境に救われて、楽しくやっています。

フリーエリア

P R

Copyright ©  -- ラオス・ウドムサイ及びPMCの一般理論 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]