東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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「マグネット」とは、顧客を引きつける効果のある売り場や商品のことです。
このマグネットを、客動線の要と思われる位置に配置することで、顧客の店内の回遊性を高めることができます。
たとえば、店内の奥や角にマグネットを配置すれば、意図的にそこまで顧客を誘導することができます。
このマグネットの効果は、誘導してそこの商品を購入させることではありません。そこに誘導したことによって、動線を作って、その動線上の商品の購入機会を増加させることにあります。
これが、顧客の店内の回遊性を高めることの狙いです。
今のPMC店舗のレイアウトにおいて、単純に考えれば、赤い☆印のところにマグネットを配置するのが効果的だと思われます。(重要度に合わせて、星の大きさを変えています。)
このマグネットの効果は、商品陳列の手法にも使われます。
そのひとつが、「エンド陳列」です。
エンド陳列とは、陳列台のエンド(端)の部分に注力したディスプレイを配し、マグネット効果を狙うものです。
スーパーのゴンドラの端で特売品が置かれていたり、本屋の端で人気の本が売られたりしているのが、これです。
PMCの図に書きこむと、黄色の☆印のゾーンが、エンド陳列の対象になります。
このマグネットをどう構成していくかが、店舗レイアウトの鍵のひとつになりそうです。
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