東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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最近、上司より特命を賜りました。
その内容としては、
30代のミドルスタッフの人材指導をしてほしい、というもの。
この上司は、評価した人間にしか仕事を任せないきらいのある人なので、
これまでの仕事で評価と信頼を勝ち得たと、勝手にプラスに解釈しています。
これは、単純にうれしいですね。
しかし、いざ人材マネジメントに取りかかろうとした時に障壁となるのが、ラオスでの「ボランティア」という存在。
ラオス語でも「ボランティア」という言葉はあるのですが、普段私たちが使う意味とは完全に同義ではありません。
ラオスでは、見習いで仕事に就く若いスタッフのことを「ボランティア」と言います。
ですので、「ボランティア」と言うと、未熟な人材、仕事見習い、というイメージが付いて回ります。
そのため、私の指導対象となったミドルスタッフからすると、
「ボランティア」、しかも自分より年下の人間には、優位性を保とうとする意識が当然に生まれるわけです。
しかも、プライドは高いので、おそらくその傾向はなおさら強いと思います。
なかなか厄介です。
しかし、よくよく考えると、別に日本でも日々同じような経験はしてきたことを思い出し、少し気がラクになりました。
要は、自分の発言に説得力と合理性を纏わせることができるかだと思います。
あえて上から目線になる必要もないと思いますが、
実際未熟ながらも(笑)、まずは自分の今までの知識と経験を信じ、この任務に当たっていきたいです。
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