東南アジア最後の秘境と呼ばれるラオス。そのラオス北部の都市、ウドムサイから綴る日本人のブログ。 PMCという特産品(クズやシナというラオスでも稀少な産品を素材に使った製品など)を扱うショップで、ボランティアとして日々何かしらに奮闘しています。
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ハンディクラフトフェスティバルから帰ってきた今週。
イベントは続くもので、ウドムサイのODOPプロジェクトの開始式典がありました。
ODOPとは、「One District One Product」の略で、ラオス版の一村一品運動のことです。
現在、ラオス政府が主導してODOPを進めており、今回ウドムサイでも正式にプロジェクトを発足し、開始されることになりました。
まだまだ政府主導のプロジェクト色の強い感じを受けますが、いつかは地域に根付いてくれるといいですね。
もともと、PMCでもウドムサイの特産品を扱っているので、何が違うんだと言うと、本質的な活動は変わらないと思っています。
しかし、ODOPという大きなプロジェクトに、製品提供という形で協力していくことになるのだと思います。
JOCVの私個人で考えるともっと分かりやすいのですが、
今まではPMCのターゲットビレッジのみを対象としたビジネスプロセスの強化に努めてきました。
しかし、依頼を引き受けてODOPの仕事を手伝うことになると、各郡の産業商業局との連携を図ったり、別の生産コミュニティを開拓したり、(プロジェクト元の)中央省局への報告をしたりと、より横との関係も意識した活動になりそうです。
ODOPとはどういった関わり方をするか、どういった協力をするか、そもそも手伝うのか、ということは決まっていませんが、ありがたい機会なので、できる限りの協力はしたいと思っています。
(現状でオファーされたのは、①製品デザインと包装に関するアドバイス、②予算を含めた運営管理の強化、③販路開拓、④人材指導、といったところで、まだまとまっていない感じです)
個人的には、PMCをパイロットモデルとなるように活動に尽力し、その活動をODOPプロジェクトに落としていくのがベストかとは思っています。
何はともあれ、いろいろ経験を積ませてもらって、プロジェクトと共に自分も成長していきたいです。
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